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機能属性と初期属性の検出

どの属性が機能属性として定義され、どれが初期属性として定義されるかを検出するためには、eTACapability.txt ファイルを生成する必要があります。 Windows コマンド プロンプトから、以下のコマンドを入力します。

PS_HOME¥dumpptt.exe -c > eTACapability.txt
PS_Home

Specifies C:¥Program Files¥CA¥Identity Manager¥Provisioning Server¥bin

インストールしたすべてのコネクタについて 1 つのファイル バージョンが生成されます。

[アカウント テンプレート]内のルール文字列

アカウント テンプレートを作成する場合、多くのアカウント属性の形式を定義するためにルール文字列を使用します。 ルール文字列は実際の値の変数です。 ルール文字列は、アカウントごとに変更しうる属性を生成する場合に便利です。 ルールの評価時に、CA Identity Manager はアカウント テンプレートに入力されたルール文字列を、ユーザ オブジェクトに指定されたデータに置き換えます。

注:検索中に作成されたアカウントにもプロビジョニング ロールなしに作成されたアカウントにも、ルール評価は実行されません。

CA Identity Manager のルール文字列の一覧を次の表に示します。

ルール文字列

説明

%AC%

アカウント名

%D%

dd/mm/yyyy 形式での現在日(日付はグローバル ユーザ情報に含まれない計算値です)。

このルール文字列は、次のいずれとも同等です。

%$$DATE()%
%$$DATE%

%EXCHAB%

Exchange アドレス帳に表示されないメールボックス

%EXCHS%

メールボックス ホーム サーバ名

%EXCMS%

メールボックス ストア名

%GENUID%

数値 UNIX/POSIX ユーザ識別子 このルール変数は、グローバル ユーザの UID 値が設定されている限り、%UID% と同じです。 ただし、グローバル ユーザに割り当てられた UID 値がなく、UID 生成が有効にされる([システム タスク]の上の[グローバル プロパティ])場合、いくつかのアクションが発生します。 次の利用可能な UID 値はグローバル ユーザに割り当てられて、このルール変数の値として使用されます。

%P%

パスワード

%U%

グローバル ユーザ名

%UA%

住所(郵便番号、都道府県、市区町村、番地から生成)

%UB%

ビルド

%UC%

市区町村

%UCOMP%

会社名

%UCOUNTRY%

%UCUxx% または %UCUxxx%

カスタム フィールド(xx または xxx は、[システム タスク]フレームの[カスタムユーザフィールド]タブに指定された 2 桁または 3 桁のフィールド ID を表します)。

%UD%

説明

%UDEPT%

部門

%UE%

電子メール アドレス

%UEP%

電子メール アドレス(メイン)

%UES%

電子メール アドレス(予備)

%UF%

%UFAX%

FAX 番号

%UHP%

ホーム ページ

%UI%

頭文字

%UID%

数値 UNIX/POSIX ユーザ識別子

%UL%

%ULOC%

場所

%UMI%

ミドル ネームのイニシャル

%UMN%

ミドル ネーム

%UMP%

モバイル電話番号

%UN%

フルネーム

%UO%

オフィス名

%UP%

電話番号

%UPAGE%

ポケットベル番号

%UPC%

郵便番号

%UPE%

内線番号

%US%

都道府県

%USA%

番地

%UT%

職位

%XD%

固定長文字列形式の XML dateTimeValue 形式で現在のタイムスタンプが生成されます。

dateValue 属性または timeValue 属性に、dateTimeValue の日付部分や時刻部分を取り出すためのサブ文字列表現(:offset,length)を 1 つ記述できます。 たとえば、%XD:1,10% と指定すると、YYYY-MM-DD が生成されます。%XD:12,8% と指定すると、HH:MM:SS が生成されます。