マネージャ

エンタープライズマネージャ（オプション）は、CA Client Management Solutions の最上位の管理層です。エンタープライズマネージャは、CA Client Management Solutions ドメインのグループに単一の管理ポイントを提供します。また、エンタープライズマネージャを使用することで、複数のドメインに配置されたオブジェクトのグループの設定およびポリシーを設定することもできます。 CA Client Management Solutions 環境に存在できるエンタープライズは、1 つのみです。

エンタープライズマネージャは、通常、ネットワーク上のサーバクラスコンピュータで稼動します。エンタープライズマネージャには多くの機能があります。

ホストエージェントの設定。
ユーザ認証および権限。接続プロセスおよび権限の適用時に、ユーザのクレデンシャルの検証を有効にします。この権限は、ユーザの接続時に制御を行います。

エンタープライズ管理者は、DSM エクスプローラを使用して、エンタープライズマネージャを設定できます。また、エンタープライズマネージャはほかの CA IT Client Manager コンポーネントも管理し、各コンポーネントはノードとして DSM エクスプローラツリーに表示されます。

マネージャのコンピュータ名は、左側のペインの DSM エクスプローラツリーの［コントロールパネル］-［マネージャ］ノードに表示されます。マネージャのプロパティを表示するには、マネージャを右クリックし、コンテキストメニューの［プロパティ］をクリックします。

ドメインマネージャはスケーラビリティサーバおよびエージェントを含む、ほかの CA Client Management Solutions コンポーネントの集中管理ポイントです。ドメインマネージャは、エンタープライズマネージャに関して挙げた上記の機能と同じ機能を持ちますが、さらに、アプリケーションのログやホストエージェントの操作によって発生するセキュリティイベントも処理します。

［コントロールパネル］-［ドメイン］-［すべてのドメイン］ノードから、ドメインマネージャをエンタープライズに追加できます。

注：一般的なセキュリティと、マネージャ、サーバ、およびドメインの操作方法の詳細については、「DSM エクスプローラヘルプ」および「実装ガイド」を参照してください。