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パッケージャのインストール

ソフトウェア パッケージを作成するには、ローカル システムにパッケージャをインストールしておく必要があります。 このシステムをパッケージング システムと呼びます。

パッケージング システムにパッケージャをインストールするには、以下の手順に従います。

  1. パッケージング コンピュータにユーザ root としてログオンします。
  2. DVD/CD-ROM ドライブをマウントして、パッケージャを収録したインストール メディアにアクセスできるようにします。 オペレーティング システムごとに、DVD/CD の mount コマンドを入力します (mount コマンドの使用法については、各オペレーティング システムのマニュアルを参照)。
  3. インストール メディアの該当するパッケージャのディレクトリに移動します。
  4. パッケージャのランタイム コンポーネントのターゲット ロケーションとして、デフォルト以外のロケーションを使用する場合はここで指定します。

    パッケージャ インストール プログラムでは、そのランタイム コンポーネントの解凍先として、/tmp(一時)ディレクトリがデフォルトで使用されます。 そのディレクトリには、ディスク空き領域として約 5 MB が必要です。

    ランタイム コンポーネントの解凍先をデフォルトのディレクトリ以外にする場合は、以下のように TMPDIR 変数を目的のパスに設定します。

    $TMPDIR=newpackagerpath
    

    パッケージャのインストールが正常に完了した後、解凍されたコンポーネントは自動的に削除されます。

  5. パッケージャ インストール プログラム install-sm-packager.sh を実行します(パッケージャ インストール プログラムを参照)。
  6. インストール ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。

    注: インストール ダイアログ ボックスが文字指向の VT100 の場合は、Tab キーを使用して一番下にあるナビゲーション ボタンを選択し、キャリッジ リターン(CR)キーを使用して選択ボタンをオンまたはオフにします。

パッケージャのインストールが正常に完了した後、インストール プログラムのランタイム コンポーネントはすべて一時ディレクトリ(/tmp または TMPDIR で指定したディレクトリ)から自動的に削除されます。