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PIF 製品の依存関係

PIF 製品のインストールは、ほかの PIF 製品の有無やターゲット コンピュータ上の製品のバージョンに依存することがあります。 このような依存関係は、PIF、PKG、または RPM パッケージ フォーマットの別の必要な製品とインストールする PIF 製品との間に存在する可能性があります。

製品の依存関係の種類は、以下のとおりです。

必須

製品の製品 1 をインストールする前に製品 2 をターゲット コンピュータにインストールする必要がある場合、製品 1 は製品 2 と必須依存関係にあります。 製品 2 がインストールされていないと、インストーラの特定アルゴリズムによって、自動的に製品 2 が検索され、検出後にインストールされます。 製品 2 が見つからない場合、インストールは中止されます。 製品 2 は必須製品です。

互換性なし

製品の製品 1 をインストールする前に製品 2 をターゲット コンピュータにインストールしてはいけない場合、製品 1 は製品 2 と互換性のない依存関係にあります。 製品 2 がインストールされている場合は、製品 1 のインストールが中止されます。

オプション

製品 1 をインストールする前に必ずしも製品 2 をインストールする必要がない場合、製品 1 は製品 2 とオプショナル依存関係にあります。 製品 2 は、ユーザが要求する場合にのみターゲット コンピュータにインストールされます。 ターゲット コンピュータに製品 2 の前のバージョンがすでにインストールされている場合は、新しいバージョンに更新されます。

製品の依存関係は、キーワード #pdep(必須およびオプション)、キーワード #dis(互換性なし)、またはパッケージャ GUI を使用して、プロトタイプ ファイルで定義されます。

製品のインストール時に、インストーラでは、製品で定義された別の PIF 製品およびそのコンポーネントに対して、必要に応じて複数の階層にわたってすべての依存関係が自動的に解決されます。 実際の 製品をインストールする前に、インストーラによって、すべての必要な製品がターゲット コンピュータにインストールされていることが確認されます。 このため、必要な製品がすべて配布メディアに含まれていることを確認するだけですみます。

製品の削除中に、ほかの製品が必須 PIF 製品を必要としない場合、インストーラでは、必要に応じて複数の階層にわたり、必要な製品が自動的に削除されます。 インストーラでは、製品と共に配布されインストールされた必須製品のうち削除する製品のみがチェックされます。

互換性のない製品は、自動的に削除されません。