以下に示す、[DSM]-[スケーラビリティ サーバ]-[OSIM]-[ManagedPC]-[サーバ]の下の設定ポリシー パラメータを変更すると、ブート サーバの動作は、IP サブネットワーク内の他のブート サーバに対して変化します。
ブート サーバが ACL(Answer Control List、応答制御リスト)を使用するかどうかを指定します。 有効な値は以下のとおりです。
応答制御リストの使用が「0」に設定されていると、ブート サーバはすべての PXE リクエストにただちに応答するので、そのブート サーバが IP サブネットワーク内の唯一のブート サーバである必要があります。
応答制御リストの使用が「1」に設定されていると、ブート サーバは割り当て済みのターゲットの PXE リクエストにのみ応答します。つまり、ブート サーバは ACL を使用します。
ほかのターゲット コンピュータの PXE リクエストには、特定の数だけ試行が繰り返され、かつ最初のリクエストから特定の時間が経過した後でのみ応答します。
応答制御リストの使用が「2」に設定されていると、ブート サーバは割り当て済みのターゲットの PXE リクエストにのみ応答します。つまり、ブート サーバは ACL を使用しますが、不明なターゲットには応答しません。
デフォルト: 「1」
ブート サーバが、まだ割り当てられていないターゲットの PXE リクエストに対してデフォルトの応答を送信するまでの試行回数です。
制限: 「1」から「4」
デフォルト: 「3」
注: 「応答制御リストの使用」が「1」の場合にのみ評価が行われます。
ブート サーバが、まだ割り当てられていないターゲットの PXE リクエストに対してデフォルトの応答を送信するまでの待機秒数です。
制限: 「3」から「56」
デフォルト: 「10」
注: 「応答制御リストの使用」が「1」の場合にのみ評価が行われます。
以下の表に、対応する応答前の検出数値および検出の応答を待機する時間値を示します。
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応答前の検出数 |
検出の応答を待機する時間 |
|---|---|
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1 |
2 |
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2 |
8 |
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3 |
20 |
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4 |
40 |
IP サブネットワーク内のどのブート サーバも、PXE ターゲットを管轄することができます。 このため、必要な OS イメージおよびブート イメージは、サブネットワーク内のブート サーバのいずれかに格納することをお勧めします。
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