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Windows XP SP2 における DSM エージェントおよびファイアウォール

症状

エージェントのいくつかの機能は、Windows XP SP2 のファイアウォールによって阻止されます。

解決方法

デフォルトの Windows XP SP2 インストールでは、Windows XP SP2 のファイアウォールが有効になっています。

GUI からのジョブ確認要求の送信、マネージャ自体によるエージェント開始のためのトリガの送信、または OS インストール命令からのリモート再起動要求など、いくつかの機能は、動作しなくなることがあります。

以下を呼び出すと、すべてのエージェントの機能に対してファイアウォールを開くことができます。

“netsh firewall add portopening protocol=UDP port=4104 name=CAM-4104UDP mode=ENABLE scope=ALL profile=ALL”

注: Active Directory Service のグループ ポリシーを使用して、組織ネットワークに Windows ファイアウォールを設定すると、そのグループ ポリシーによって、ローカルの Windows ファイアウォールの設定が上書きされます。

OSIM を使用する場合、Windows XP SP2 の OS イメージに同じ呼び出しを追加できます。 この呼び出しを、Windows XP SP2 イメージの i386¥$oem$¥c¥oeminst¥custom.cmd ファイルに追加してください。

エディタでこのファイルを開き、label :agentready の後ろに以下を追加してください。

netsh firewall add portopening protocol=UDP port=4104 name=CAM-4104UDP mode=ENABLE scope=ALL profile=ALL