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TFTP ブロックサイズを設定してファイル伝送時間を改善する

デフォルトでは、sdmpcimg コマンドは、TFTP 接続を開始する際に TFTP パケット(ブロックサイズ)毎に 1456 データ バイトを要求しています。 要求された TFTP ブロックサイズ制限を設定することで、大規模ファイルの伝送時間を改善できます。 要求されたブロックサイズは、sdmpcimg バイナリ ファイルと同じフォルダにある初期化ファイル sdmpcimg.ini で定義されます。

注: Windows PE 2 または Windows PE 3 ブート イメージにのみ適用可能です。

TFTP ブロックサイズの設定

  1. イメージ作成システム サーバの以下のフォルダにある、初期化ファイル smdpcimg.ini を開きます。
  2. ブロックサイズの値を増やします。 許容可能な数値範囲は、8~65464です。

    この数値を増やすと、大規模ファイルの伝送時間を大幅に削減できます。

  3. ファイルを保存します。
  4. 任意のブート イメージを作成または既存のブート イメージを更新します。 ブート イメージ更新の詳細については、「ブート イメージの更新」を参照してください。

    更新された初期化ファイルは、ブート イメージに含まれています。 デフォルトで、このブート サーバはsdmpcimg が要求する TFTP ブロックサイズを許容します。 しかしながら、ブート サーバの設定で有効な TFTP ブロックサイズを制限することもできます。 これを実行するには、以下の手順に従います 。

    1. DSM エクスプローラのブート サーバに割り当てられた設定ポリシーを開きます。
    2. Navigate to [DSM]-[スケーラビリティ サーバ]-[OSIM]-[管理対象 PC]-[サーバ]に移動し、TFTP 個別ブロック サイズ制限ポリシーを smdpcimg.ini ファイルに指定した値に応じて減らしてください。

      このポリシーは、sdmpcimg によって初期化される接続に対するパケットに応じて TFTP データのバイト数を制限します。

      注: PXE ファームウェア、DOS ブート イメージおよび CA ITCM r11.x または r12 Windows PE ブート イメージは、パラメータ[TFTP 個別ブロック サイズ制限]には影響されません。. パラメータ [TFTP ブロック サイズ制限]はTFTP クライアントで使用されるブロックサイズの制限に使用できます。「PXE-32: TFTP Open Time-out」を参照してください。 DOS ブート イメージおよび CA ITCM r11.x または r12 Windows PE ブート イメージは、1024より小さい TFTP ブロックサイズをサポートしていません。