前のトピック: CAへの連絡先次のトピック: OS インストール管理のアーキテクチャ


OS インストール管理にようこそ

このユーザ ガイドには、(OSIM) OS インストール管理に関する情報が含まれています。 また、このガイドは、ネットワークにつながる新しいコンピュータおよび既存のコンピュータに、オペレーティング システムを自動的にインストールする作業を設計および保守する管理者を対象としています。

オペレーティング システムのインストールが、システムを稼働させるための第一歩となります。 ハードウェア障害またはウイルス攻撃によりコンピュータがクラッシュした場合は、そのコンピュータにオペレーティング システムをインストールする必要があります。 規模の大きな企業でネットワークを管理する場合には、技術者の手を煩わせることなく、コンピュータ ソフトウェアをインストールまたは修復できた方が便利です。 OSIM を使用すると、このようなタスクを簡単に行うことができます。

OSIM を利用するには、オペレーティング システムの基本的かつ完全なイメージをインストールできるよう、コンピュータに PXE (Preboot execution Environment)が搭載されている必要があります。

初期 OS インストールの主な手順は、以下の 3 つです。

  1. プレ OS インストール(たとえば、ハード ディスクのパーティション作成やシステム ID など)
  2. OS のインストール
  3. ポスト OS インストール(たとえば、ドメイン統合やエージェントのインストールなど)

このほかにいくつか手順を実行すると、インストールを完了することができます。

ハードウェア、ネットワーク統合、およびサービス エージェントが、どのシステムでも同じであるとは限りません。 OSIM には、ユーザ固有の環境の要件に合った OS をインストールするために必要な手順を最小限に抑えることができる、ブート パラメータが用意されています。 よく使用される手順のデフォルトのパラメータ セットが用意されており、柔軟性を高めるためパラメータを追加することもできます。 また、あらゆるブート パラメータおよび設定を管理したり変更することもできます。

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

OS インストール管理のアーキテクチャ

サポートされるオペレーティング システム