CA ITCM のアップグレードは複雑で時間を要するプロセスであり、システム リソースの不足や停電など、多くの外的要素によって影響を受ける可能性があります。 アップグレードを開始する前に(特にマネージャおよびスケーラビリティ サーバ コンポーネントの場合)、データの損失を防ぐため、インストールされている既存のインストールのフル バックアップを行っておくことをお勧めします。
コンポーネントをアップグレードする場合、アップグレード順序が非常に重要になります。 このリリースの CA ITCM では、厳格なトップダウンのアップグレード方法がサポートされています。 続行する前に、以下の各フェーズに含まれる手順をすべて確認してください。
各アップグレード フェーズの後では、それぞれの設定は完全に機能します。つまり、アップグレードされたコンポーネントは、まだアップグレードされていないコンポーネントと通信を行うことができます。
注: すでにコンピュータにインストールされている CA ITCM ソフトウェアのアップグレードに CA ITCM インストール DVD を使用する場合は、そのコンピュータにインストールされているすべての CA ITCM コンポーネントがアップグレードされることに注意してください。
注: 既存のインストールのアップグレードに、元々 Unicenter DSM をインストールした際に使用したソースやメディアとは異なるもの(DVD リーダなど)を使用した場合、アップグレード インストールが MSI エラー コード 1602 で失敗する可能性があります。 こうした失敗を防ぐために、元々のインストールに使用したのと同じソースまたはメディアを使用するように、インストールを設定することをお勧めします。
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