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自動化サービス設定ファイル

自動化サービス設定ファイルには、自動マイグレーションがさまざまなタスクに使用する設定パラメータが含まれています。 このセクションではすべてのパラメータについて説明しますが、いくつかのパラメータは情報提供のみ行います。 情報提供のみのパラメータを変更しないことをお勧めします。

注: automation.config ファイル内の整数値には、スペースを含めることができません。また、整数値をスペースで囲むことができません。 automation.config ファイルで整数値を指定する場合は、値内および値の周囲にスペースがないことを確認します。 整数値内にスペースが含まれると、自動化サービスが誤動作する場合があります。

AssessmentServiceEPR

評価サービスのエンド ポイント URL を定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

ITCMEPR

CA ITCM Web サービスのエンド ポイント URL を定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

ITPAMEPR

CA IT PAM Web サービスのエンド ポイント URL を定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

AutomationServiceEPR

自動化サービスのエンド ポイント URL を定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

JNI_BIN_PATH

comstore 値を取得するために JNI パスを定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

DEFAULT_MANAGER

Web コンソールおよび CA ITCM Web サービスのデフォルト マネージャの名前を定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

WipeAndReloadProcess

ワイプと再ロード マイグレーションの CA IT PAM プロセス定義へのパスを定義します。 プロセス定義をカスタマイズしている場合のみ、このパラメータを変更します。

MachineReplacementProcess

マシン置換マイグレーション用の CA IT PAM プロセス定義へのパスを定義します。 プロセス定義をカスタマイズしている場合のみ、このパラメータを変更します。

MaxNumberOfITPAMInstances

自動化サービスが同時に実行できる CA IT PAM インスタンスの最大数を定義します。 CA IT PAM サーバが処理できる負荷に応じて、この値を変更します。

注: 自動化サービスは、マイグレーション ジョブのコンピュータごとに、1 つの CA IT PAM インスタンスを作成します。

ProcessLaunchInterval

CA IT PAM インスタンスの作成間の時間間隔(秒単位)を定義します。

TimeOutForOSIMJobs

コンピュータが OSIM ジョブを開始する必要がある期間である、タイムアウト期間(秒単位)を定義します。 タイムアウト期間の後、OSIM ジョブがキャンセルされ、コンピュータの OS マイグレーション ジョブが失敗します。

WaitForBootServer

ブート サーバがターゲットを取得し、ドメイン マネージャに報告するまで、OS インストールの起動が待機することを指定します。

WaitForOSImage

割り当てられたブート サーバ上で必要な OS およびブート イメージが使用可能になるまで、OS インストールの起動が待機することを指定します。

WakeOnLAN

OS インストールの前に、ブート サーバがターゲット コンピュータを起動するかどうかを指定します。

Reboot

True に設定した場合に、インストールを起動する前にブート サーバがターゲット コンピュータに再起動を強制するかどうかを指定します。

ContainerPriority

マイグレーション ジョブ用に作成されたソフトウェア ジョブ コンテナの優先度を定義します。

DeliveryCalender

使用する配信カレンダの名前を指定します。 配信カレンダを使用しない場合は、このパラメータを空白のままにしておきます。

IgnoreJobCalendarsOnTargetComputers

RAC コンテナの作成時に、ジョブ オプション[ターゲット コンピュータ上のジョブ カレンダを無視する]を設定するかどうかを指定します。 このポリシーを[いいえ]に設定すると、カレンダはターゲット コンピュータで無視されません。 [はい]に設定すると、カレンダはターゲット コンピュータで無視されます。

JobsTriggerSS

スケジュールされた時間に、スケーラビリティ サーバがジョブを開始して実行するかどうかを指定します。

RemoveInstallationHistory

既存のインストール記録を削除して、インストール プロセスが起動される前にジョブが[インストール済み]のステータスで失敗するのを防止するかどうかを指定します。

RunFromSS

ジョブの実行中に、ターゲット コンピュータのジョブ確認プログラムがサーバとの通信をリリースするかどうかを指定します。 ジョブが終了したとき、ジョブのステータスをレポートするために、エージェントとサーバが再接続されます。

TimesRelativeToEM

指定した起動時間をユニバーサル時間として解釈するかどうかを指定します。 各ドメイン マネージャで設定された時間偏差は、受信した時間をローカル システム時間に変換するものと見なされます。

UseDeliveryCalender

配信カレンダをジョブに使用するかどうかを指定します。

SoftwareBlackList

OS マイグレーション ジョブからコンピュータを除外するために使用される、ソフトウェア パッケージのリストを定義します。 これらのいずれかのソフトウェア パッケージがインストールされているコンピュータは、OS マイグレーションから自動的に除外されます。

MaximumDelayOfJobContainer

コンテナを封印する前に、最初のコンピュータを追加した後、追加のコンピュータのためにジョブ コンテナが待機する時間を定義します。 必要に応じて、追加のコンテナが自動的に作成されます。

MaxNumberOfTargetsPerJobContainer

ジョブ コンテナごとにターゲット コンピュータの最大数を定義します。 ジョブ コンテナがこの制限に到達すると、コンテナが閉じられ、残りのコンピュータに対して新しいジョブ コンテナが作成されます。

LastTargetInContainerOptimization

マイグレーション ジョブにターゲットが残されていない場合、ジョブ コンテナをただちに起動するかどうかを指定します。 コンテナは、コンテナ内のターゲット数が MaxNumberOfTargetsPerJobContainer で指定した数より少ない場合でも、MaximumDelayOfJobContainer の時間まで待機することなく、ただちに起動されます。 このパラメータは単なる通知用です。

デフォルト: はい(True)

RenamePackageName

コンピュータの名前変更に使用される名前変更ソフトウェア パッケージを定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

RenamePackageVersion

コンピュータの名前変更に使用される名前変更ソフトウェア パッケージのバージョンを定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

RenameProcedure

コンピュータの名前変更に使用される名前変更ソフトウェア パッケージ プロシージャを定義します。 このパラメータは単なる通知用です。

AutomationJobScheduleInterval

次の自動化ジョブをスケジュールする前に、自動化サービスが待機する遅延時間(秒単位)を定義します。

AutomationJobSchedulerBatchSize

スケジュールされたターゲットの ITPAM インスタンス ステータスを確認する前に、自動化サービスによってスケジュールされるターゲットの数を定義し、ステータスを[マイグレーションに成功しました]または[マイグレーションに失敗しました]に更新します。 CA IT PAM サーバに対する負荷、およびターゲットのステータスを更新する頻度に応じて、この値を変更できます。

Log4j Properties

以下の log4j プロパティを定義します。

– log4j.rootLogger

– log4j.appender.A1

– log4j.appender.A1.layout

– log4j.appender.A1.layout.ConversionPattern

– log4j.appender.A1.MaxFileSize

– log4j.appender.A1.MaxBackupIndex

たとえば、以下のパラメータを変更して、ログ レベル、ファイル サイズ、または作成されるログ ファイル数を変更できます。

log4j.rootLogger=ERROR, A1

注: この値を DEBUG または INFO に変更し、それに応じてログ レベルを変更します。

log4j.appender.A1.MaxFileSize=5000KB

log4j.appender.A1.MaxBackupIndex=1

注: Log4j プロパティの詳細については、org.apache.log4j.PropertyConfigurator のドキュメントを参照してください。