1 台のコンピュータから、いくつかの異なるドメイン マネージャにレポートを行うことができます。 ローミング機能では、コンピュータが同じエンタープライズ マネージャにリンクされたドメイン間を移動する場合、エンタープライズ マネージャ上でエントリが重複するのを回避します。
異なるドメインにレポートするコンピュータでは、新しいドメイン マネージャに移動された情報(配信されたソフトウェア、インベントリ属性など)を保持します。
コンピュータは、ローミングしたドメインから削除されます。 デフォルトでは、このタスクは Software Delivery 機能によって実行されます(インストールされている場合)。 Software Delivery 機能がインストールされていないか、ジョブ履歴を保存しないように設定されている場合は、コンピュータの削除は複製ジョブによって実行されます。
例: ローミング コンピュータ
ドメイン マネージャ A および B は両方とも、同じエンタープライズ マネージャにリンクされています。 コンピュータ X は、ドメイン マネージャ A に登録され、エンタープライズ マネージャに複製されます。 その後、コンピュータ X はドメイン マネージャ B に登録されます。
コンピュータ X がエンタープライズ マネージャに複製される前に、ドメイン マネージャ B は同じ UUID (CA Technologies 固有 UUID または HostUUID)を持つコンピュータがエンタープライズ上にすでに存在するかどうかを確認します。 コンピュータ X がドメイン A から検出され、コンピュータ X はドメイン マネージャ A からドメイン マネージャ B にローミングされたことが識別されます。 domain A/computer X アカウントはドメイン マネージャ B の複製によってエンタープライズ マネージャから削除され、ローミング通知がエンタープライズ マネージャのデータベースに保存されます。 domain B/computer X アカウントがエンタープライズ マネージャに複製されます。 ドメイン マネージャ A は、変更または新しいコンピュータを複製する前に、ローミング通知があるかどうかを確認します。 コンピュータ X のローミング通知が検出され、ドメイン マネージャ A から削除されます。 (ローミング コンピュータに Software Delivery エージェントがインストールされている場合は、すぐには削除されません。)
これにより、コンピュータ X は正常にローミングされ、エンタープライズ マネージャの環境で domain B/computer X としてのみ存在します。
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