前のトピック: Intellisig に対する追加情報次のトピック: 表示関数


32 ビットおよび 64 ビット レジストリの両方を使用した 64 ビット OS 上のソフトウェアの検出

レジストリおよびファイル エントリの両方に関して、DSM エクスプローラで従来のカスタム シグネチャを作成する場合、レジストリのアーキテクチャ値を指定できます。 指定された値は、指定された Windows アーキテクチャに対してバイナリが構築されていることを確認します。

以下の手順に従います。

  1. [DSM エクスプローラ]-[ソフトウェア]-[定義]-[ソフトウェア カテゴリ]-[ソフトウェア カテゴリのリリース]-[プロパティ]-[識別]-[詳細設定]-[レジストリ]に移動します。
  2. 64 ビット OS の[アーキテクチャ]ドロップダウン ボックス内で、以下のいずれかの値を選択します。
    32

    32 ビット レジストリ ハイブ内の検索をトリガします。

    64

    64 ビット レジストリ ハイブ内の検索をトリガします。

注: OS グループ タイプを UNIX に変更すると、[アーキテクチャ]ドロップダウン ボックスが無効になります。

Intellisig に対するデフォルト タイムアウトの設定

Intellisig のデフォルト タイムアウトにより、不正な Intellisig がコンピュータ上で無期限に実行されないことが保証されます。 コンピュータ上で実行されるすべての Intellisig スクリプト、または特定の Intellisig に対して、デフォルト タイムアウト値を定義できます。 たとえばデータベース サーバなど負荷が大きい場合、および Intellisig の完了に余分な時間が必要な場合には、エージェントにより長いデフォルト時間を適用できます。 デスクトップ コンピュータでは、負荷が小さい場合、より短いタイムアウト値を設定できます。

次の手順に従ってください:

  1. [DSM]-[エージェント]-[Asset Management]に移動します。
  2. 以下のパラメータに対する値を定義します。
    IntellisigDefaultExecutionTimeout

    デフォルト タイムアウト値を分単位で指定します。

    デフォルト: 5

注: Intellisig を作成するときには、そのタイムアウト値をデフォルトに設定します。 このアクションにより、エージェントが、設定されたデフォルト タイムアウトを適用することが保証されます。 Intellisig に 0 より大きいタイムアウト値がある場合、Intellisig の実行時に、指定された値が適用されます。

intellisigcmd - コマンド ライン ツール

intellisigcmd は、Intellisig のコマンド ライン ツールです。 このツールの形式は、以下のとおりです。

intellisigcmd <cmd> param1=value1 param2=value2 ... [<DB_Credentials>]
cmd

import、export、または genuuid コマンドを指定します。

DB_Credentials

MDB のデータベース クレデンシャルを指定します。 デフォルトでは、クレデンシャルは comstore から取得されます。

DB クレデンシャルの指定では、以下のサンプル形式を使用します。

例: SQLServer DB Credentials 形式
dbvendor=mssql dbhost=myhost dbname=mdb dbuser=ca_itrm dbpassword=mypwd dbinstance=inst
例: Oracle DB Credentials 形式
dbvendor=oracle dbhost=myhost dbname=orcl dbuser=ca_itrm dbpassword=mypwd dbinstance=1521

intellisigcmd export -- Intellisig のエクスポート

intellisigcmd export コマンドでは、Intellisig をエクスポートできます。DSM エクスプローラまたはコマンドを使用して Intellisig をエクスポートできます。 DSM エクスプローラの使用方法の詳細については、「Intellisig のエクスポート」を参照してください

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

intellisigcmd export file=<export name> [type=xml|zip] [platform=all|windows|unix]
export name

エクスポートする Intellisig XML または ZIP ファイルの名前を指定します。 ファイル拡張子を指定せず、タイプが xml の場合、このコマンドは、提供された名前でフォルダを作成します。

type

XML または ZIP ファイルをエクスポートするかどうかを指定します。 type パラメータが含まれない場合、このコマンドは、エクスポート ファイル拡張子に応じてエクスポート タイプを想定します。

有効な値: xml、zip

platform

どの Intellisig がエクスポートされるかを決定するために、プラットフォームを指定します。

有効な値: all、windows、unix

デフォルト: all



intellisigcmd import -- Intellisig のインポート

intellisigcmd import コマンドでは、Intellisig をインポートできます。DSM エクスプローラまたはコマンドを使用して Intellisig をインポートできます。 DSM エクスプローラの使用方法の詳細については、「Intellisig のインポート」を参照してください

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

intellisigcmd import [file=<import source>] [type=xml|zip] [mode=replace|mergenew|mergeall] [updateactive=yes|no] [delete=yes|no]
import source

Intellisig をインポートする XML または ZIP ファイルの名前を指定します。 ファイル拡張子を指定しない場合、このコマンドは、タイプに応じてファイル拡張子を想定します。

注: XML ファイルにインポートする場合、サポートするディレクトリが XML ファイルと同じフォルダに存在することを確認します。

type

XML または ZIP ファイルをインポートするかどうかを指定します。 このパラメータが含まれない場合、このコマンドは、インポート ファイル拡張子に応じてインポート タイプを想定します。

有効な値: xml、zip

mode

インポート モードを指定します。 以下のインポート モードがサポートされています。

デフォルト: mergenew

replace

インポートされた定義で既存の定義を置換します。 既存の定義が失われます。

mergenew

マネージャ上の定義に、新しい Intellisig バージョンを追加します。 既存の定義は変更されません。

mergeall

新しい Intellisig バージョンを追加して、インポート ファイルに含まれている既存の定義を更新します。 インポート ファイルで定義されていない Intellig バージョンは変更されません。

updateactive

インポート中に、アクティブな Intellisig バージョンが更新可能かどうかを指定します。

有効な値: Yes、Y、true、1 または No、N、false、0

デフォルト: Yes

delete

インポートの前に Intellisig を削除するかどうかを指定します。 delete スイッチを指定しない場合、いずれの Intellisig もインポートの前に削除されません。

デフォルト: No

intellisigcmd genuuid -- UUID の生成

intellisigcmd genuuid コマンドでは、カスタム Intellisig の作成時に使用可能な一意の UUID を生成できます。

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

intellisigcmd genuuid [num=<count>]
num

生成する UUID の数を指定します。 このパラメータを指定しない場合、単一の UUID が生成されます。 それ以外の場合、<count> 数の UUID が生成されます。
有効な値: 1 ~ 1000