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Asset Collector ポリシー グループ(スケーラビリティ サーバ)

Asset Collector ポリシー グループでは、スケーラビリティ サーバ レベルで Asset Collector の既存の設定ポリシー パラメータを参照および編集することができます。 ポリシーをダブルクリックして[プロパティの設定]ダイアログ ボックスを表示すると、そのポリシーのパラメータ値を変更できます。

このポリシー グループには、以下のポリシー グループ フォルダが含まれています。

イベント

また、Asset Collector ポリシー グループには、以下のポリシーが含まれています。

監査ログ: 最大経過時間

MDB に格納するためにスケーラビリティ サーバに送信される監査ログのキューの最大経過時間を指定します。

監査ログ: 最大キュー サイズ

MDB に格納するためにスケーラビリティ サーバに送信される監査ログのキューの最大項目数を指定します。

監査ログ: 待機時間

ポーリング期間を秒単位で指定します。 ポーリング期間は、監査コンポーネントが監査ログのキューと経過期間を確認するために使用されます。

収集日時: 収集日時のないインベントリを許可

収集日時が指定されていないインベントリ ファイルを許可するかどうかを指定します。

XML に収集日時が存在しないインベントリ ファイルを許可するには、[はい]に設定します。

収集日時: 未来の日時の許容範囲

現在の日時に適用される許容範囲を秒単位で指定して、未来の日時を定義します。

収集日時が未来になっているインベントリ ファイルは、未来の日時と照合されます。

収集日時: 未来の日時のファイルを拒否

収集日時が未来の日時を超えるインベントリ ファイルを拒否します。 収集時間が未来の日時の許容範囲を超えるファイルを拒否するには、この値を[はい]に設定します。

収集フォルダ

アセット収集に使用されるソース フォルダのリストを定義します。フォルダ名はセミコロンで区切ります。 空の場合、Asset Collector は、インストール フォルダ内に AssetCollectorCollect という名前の収集フォルダを作成します。

デフォルト:

収集フォルダ(レガシー)

注: 収集フォルダ(レガシー)設定テーブルは、バージョン r12 SP1 以前を持っているアセット コレクタのみに対して使用します。

アセット収集に使用されるソース フォルダのリストを定義します。フォルダ名はセミコロンで区切ります。

デフォルトの発行元

インベントリ ファイルで値が明示的に定義されていない場合、Asset Collector によってサーバに送信されるデフォルトの発行元の値を指定します。 アセット/ユーザの発行元は、アセットが収集されたソースを示すものです。 この値の形式は自由ですが、64 文字以内の英数字である必要があります。

デフォルト: XML ファイル

デフォルトの信頼レベル

インベントリ ファイルで値が明示的に定義されていない場合、Asset Collector によってサーバに送信されるデフォルトの信頼レベルを示します。 有効な値は 1 ~ 5 です。1 が最も信頼度が低く、5 が最も高くなります。

デフォルト: 3

差分作業フォルダ

[差分生成ポリシー]プロパティが True に設定されている場合、差分作業用のフォルダを定義します。 差分を生成する場合は、最後に処理されたファイルのバックアップを Asset Collector に保存しておく必要があります。これに基づいて次の差分が計算されます。 空の場合、Asset Collector はインストール フォルダ内に AssetCollectorBAK という名前の作業フォルダを作成します。

デフォルト:

差分生成

Asset Collector で差分を使用するかどうかを指定します。

注: 差分の処理は、インベントリ データベースへデータを格納する効率的な方法です。

このオプションが[はい]に設定されている場合、Asset Collector はインベントリ情報の変更をスケーラビリティ サーバに伝えます。 このオプションによってインベントリ登録のパフォーマンスは向上しますが、以前のインベントリ ファイルが Asset Collector サーバに保管されている必要があります。 有効な値は、[はい]および[いいえ]です。

デフォルト: True

インベントリ ファイル エラー

エラーを含んでいるインベントリ ファイルに対するアクションを指定します。

ファイルを削除するにはパラメータ値を 0 に、ファイルを出力フォルダに移動するには 1 に、拡張子 .error を使用してファイル名を変更するには 2 にそれぞれ設定します。

インベントリ ファイル処理

処理されたインベントリ ファイルに対するアクションを指定します。

ファイルを削除するにはパラメータ値を 0 に設定し、ファイルを出力フォルダに移動するには 1 に設定します。

拒否されたインベントリ ファイル

拒否されたインベントリ ファイルに対するアクションを指定します。

ファイルを削除するにはパラメータ値を 0 に、ファイルを出力フォルダに移動するには 1 に、拡張子 .error を使用してファイル名を変更するには 2 にそれぞれ設定します。

発行元信頼レベルマッピング

特定の発行元のアセットの信頼レベルを定義します。 信頼レベルは、複数の発行元からインベントリ情報を収集する場合に定義します。

注: [発行元信頼レベルマッピング]は、アセット ファイルに信頼レベルが定義されていない場合に使用します。

出力フォルダ

処理されたインベントリ ファイルを登録後にコピーするディレクトリ名を指定します。 空の場合、Asset Collector はインストール フォルダ内に AssetCollectorOutput という名前の出力フォルダを作成します。

デフォルト:

処理ルール

複数のテナントから収集されたインベントリ ファイルを処理するためのルールを指定します。

インベントリ ファイルを受け入れるか拒否するには、信頼または収集時間に基づいてルールを設定します。

処理ルール: デフォルト同一日付範囲

収集時間の範囲を秒単位で指定します。 同じ時間範囲内に収集日時が設定されているインベントリ ファイルは処理されません。

処理ルール: デフォルト信頼モード

インベントリ ファイルを処理するために信頼モードまたは収集日時を使用するかどうかを指定します。 インベントリ ファイルを処理するために信頼レベルを使用するには[はい]に設定し、収集時間を使用するには[いいえ]に設定します。

サブフォルダの監視

ファイルの変更を検出するため、収集フォルダのサブフォルダも監視するかどうかを指定します。 有効な値は、[はい]および[いいえ]です。

デフォルト: True

スケーラビリティ サーバ名

Asset Collector がインベントリを登録するスケーラビリティ サーバのネットワーク名またはアドレスを指定します。

デフォルト: localhost

署名付きファイルのみ

Asset Collector で処理するファイルが、有効かつ信頼できるデジタル署名があるファイルに限定されるかどうかを指定します。 有効な値は、[はい]および[いいえ]です。

デフォルト: False

スロットル値

1 分間に処理できるインベントリ ファイルの最大数を指定します。 値 0 (ゼロ)はスロットリングなしを示します。

限度: 0-10000

デフォルト: 0

UUID キャッシュ ファイル名

MAC アドレス/ホスト キー キャッシュを格納する際に使用するファイル名を指定します。

デフォルト: machostcache.xml

UUID キャッシュのパージ間隔

MAC アドレス/ホスト キー キャッシュがパージされるまでの時間を秒単位で指定します。 間隔 0 (ゼロ)では、パージ プロセスは発生しません。

限度: 0 -2147483647

デフォルト: 0

UUID キャッシュの最大パージ時間

MAC アドレス/ホスト キー キャッシュ内にあるエントリの最大経過時間を秒単位で指定します。この時間が経過すると、古いエントリは自動的に削除されます。

限度: 0 -2147483647

デフォルト: 31536000

UUID の格納間隔

MAC アドレス/ホスト キー キャッシュへの書き込みから保存までの時間を秒単位で指定します。 推奨値は 1 日(86400 秒)です。 使用環境が頻繁に変わる場合は、より短い期間の指定をお勧めします。 間隔 0 (ゼロ)は、Asset Collector サービスが停止したときのみ、キャッシュがディスクに書き込まれることを示します。

範囲: 0 ~ 2147483647

デフォルト: 86400

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