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ディレクトリ サーバの詳細の指定

[サーバの詳細]ウィザード ページを使用して、追加するディレクトリと接続先のポート番号を保持するディレクトリ サーバの名前を指定します。

注: SSL(Secure Sockets Layer)を使用する外部ディレクトリでは、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)サーバが使用する証明書が有効であり、Microsoft Windows の認証局チェーンで認証可能である必要があります。 以前のバージョンの Windows では、LDAP 開発者が証明書を検証するようになっていましたが、Windows 2003 の SSL ではこの機能がさらに強化されました。

次の手順に従ってください:

  1. [サーバ名]フィールドにディレクトリをサポートするサーバ名を入力します。
  2. [ポート]フィールドにディレクトリ サービスのポート番号を入力します。

    ディレクトリ クライアントは、常にここで指定したポートを使用し、ディレクトリに対して暗号化されたセキュアな接続を作成しようとします。 一部のディレクトリでは、セキュアな通信やセキュリティ上の脆弱性がある通信に対してポート 389 がサポートされています。 ポート 636 をセキュアのみのチャネルとしてサポートするディレクトリもあります。 どのポートを使用するかは、ディレクトリ管理者の指示を受けてください。

    指定したポートに対してセキュアなチャネルが使用可能な場合は、そのチャネルを使用します。セキュアなチャネルが使用可能ではなく、指定されたポートでセキュリティ上の脆弱性がある通信が許可されている場合は、その通信を使用します (セキュリティ上の脆弱性のある通信が許可されていない場合は、ディレクトリのインポートは拒否され、[完了]をクリックすると対応するエラー メッセージが表示されます)。

    注: ディレクトリの共通設定ポリシー(特に、LDAP 簡易認証を有効化ポリシー)は、セキュリティ上の脆弱性のある通信チャネルで認証が実行できるかどうかに影響を与えることがあります。

  3. [次へ]をクリックして[ディレクトリのバインド]ページに進みます。

注: LDAP ディレクトリを追加した後、指定したアクセス ポートが変更される場合、元のセキュリティ権限が正しく削除されていないため、セキュリティ権限リストに無効なセキュリティ権限が含まれていることがあります。 このことは、CA ITCM に機能的な影響を与えませんが、元のセキュリティ権限がセキュリティ ダイアログ ボックスで有効として表示されます。 関係のないセキュリティ権限の削除には、テクニカル サポートのツールが必要です。 サポート担当者に連絡して、cfspsetpass ユーティリティを入手してください。

ディレクトリ バインド情報の指定

[ディレクトリのバインド]ウィザード ページを使用して、ディレクトリにアクセスするときに匿名で行うか、またはユーザのクレデンシャルを使用するかどうかを指定します。

次の手順に従ってください:

  1. (オプション)[匿名バインドの使用]オプションを選択します。 デフォルトでは、このオプションは選択されません(いいえ)。

    注: 選択されている場合、ディレクトリへのアクセス権が制限されているか、またはアクセス権そのものがない場合があります。

  2. 該当するフィールドにユーザ名とパスワードを入力します。
  3. (オプション)[暗号化プロトコル(LDAPS)の使用]オプションを選択します。 このオプションを選択した場合は、LDAP の代わりにセキュアな LDAPS プロトコルが使用されます。 ただし、設定しているディレクトリで LDAPS がサポートされていることを確認してください。

    注: このフィールドは、Active Directory または LDAP ディレクトリを設定している場合にのみ表示されます。

  4. [次へ]をクリックして[ベース ディレクトリ ノード]ページに進みます。

ベース ディレクトリ ノード詳細の指定

[ベース ディレクトリ ノード]ウィザード ページを使用して、ディレクトリの参照を開始するルート ノードを指定します。

次の手順に従ってください:

  1. [ベース ディレクトリ ノード]フィールドに、現在のディレクトリの参照用にルート オブジェクトの識別名(DN)を入力します。

    注: 検索を効率的にするために、ディレクトリ階層内の可能な限り深いベース DN を使用してください。 利用できる最良の価値については、ディレクトリ管理者の指示を受けてください。

  2. [次へ]をクリックして[スキーマ マッピングの選択]ページに進みます。

スキーマ マッピング属性の選択

[スキーマ マッピングの選択]ウィザード ページを使用して、ディレクトリ用のスキーマ マッピングを指定します。 定義済み共通スキーマ マップを選択するか、または独自のマップを定義できます。

次の手順に従ってください:

  1. (オプション)自分のスキーマ マッピングを使用する場合、[新しいマッピングの定義]オプションを選択します。

    このオプションでは、外部ディレクトリの(ユーザ、コンピュータ、グループなど)データ オブジェクトに関連した属性名と、対応する DSM オブジェクトによって使用される属性名とのマッピングを定義します。

  2. [スキーマ マップ]オプションの 1 つを使用して事前定義したスキーマ マップを選択します。 有効なオプションは、[Active Directory]、[eTrust Directory]、および[NDS ディレクトリ]です。

    デフォルト: Active Directory

  3. [次へ]をクリックして[スキーマ マッピングの調整/定義]ページに進みます。