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ルート ノード

Explorer GUI のツリー ビューでは、MDB が常駐しているコンピュータのホスト名が、通常、一次(ルート)ノードの名前としての役割を果たします。 コンピュータ名には Domain または Enterprise という語のサフィックスが付加され、コンソールが DSM ドメイン マネージャまたは DSM エンタープライズ マネージャのどちらに接続されているかが示されます。

注: CA ITCM では、エンタープライズ マネージャはエンタープライズ プロパティ ダイアログ ボックスを使用し、ドメイン マネージャはドメイン プロパティ ダイアログ ボックスを使用して、DSM エクスプローラを介して、名前変更がサポートされます。 [名前]、[連絡先情報]、および[説明]フィールドは、ルート レベルで編集でき、これらの値は、エンタープライズ マネージャとドメイン マネージャ間で複製されます。 ただし、CA ITCM ではスケーラビリティ サーバの名前変更はサポートされていません

DSM エクスプローラ ツリー ビューには、以下のノードが含まれます。

右側の情報ペインにはシステムの概要が表示され、ペインは以下のポートレットに分割されています。

システム ステータス

[ドメイン情報]ウィンドウの[システム ステータス]領域に、ドメインまたはエンタープライズに関する情報が表示されます。 設定モードで開くには、このポートレットの右上隅にある[設定]ボタンをクリックします。

システム メッセージ

プラグインのライセンス情報に関するメッセージが表示されます。

統計

管理対象のコンピュータおよびユーザに関する情報が表示されます。

FIPS-140

マネージャの FIPS モードを表示します。 有効な値は以下のとおりです。

  • FIPS のみ - 暗号化に FIPS 準拠技術のみを使用するモードです。
  • FIPS 推奨 - CA ITCM の旧リリースと下位互換性のあるモードです。 このモードでは、DSM コンポーネントは FIPS 準拠 の暗号を優先的に使用します。 ただし、旧リリースのコンポーネントと通信する場合は、FIPS 準拠ではないセキュリティ機能を使用できます。
  • FIPS 推奨 (FIPS のみモード準備済み) - 変換ユーティリティがマネージャで正常に実行され、マネージャが FIPS のみモードに移行する準備ができていることを示す臨時モードです。 FIPS のみモードに完全に切り替えるには、FIPS 設定ポリシーを変更する必要があります。 詳細については、「実装ガイド」を参照してください。 このモードでは、マネージャは r11.x または r12 のクライアント(DSM エクスプローラおよび CLI)からのリクエストを拒否します。
  • FIPS 推奨 (FIPS のみモードの変換再実行) - 変換ユーティリティがエラーで失敗したことを示す臨時モードです。 マネージャは、ユーザがエラーを修正し、マネージャ上でユーティリティを正常に実行するまでこのモードを保持します。 このモードでは、マネージャは r11.x または r12 のクライアント(DSM エクスプローラおよび CLI)からのリクエストを拒否します。
  • FIPS はサポートされていません - FIPS 準拠の暗号をサポートしないモードです。 CA ITCM の旧リリースに属するコンポーネントは、アップグレードされるまでこのモードのままです。 このモードは、DSM エクスプローラを r11.x または r12 マネージャに接続した場合に表示されます。
ユーザ ID

現在ログインしているユーザのユーザ アカウント名が表示されます。

違反したポリシー

非アクティブな ITM または HIPS エージェントのあるシステムのリストなど、ポリシーの違反の総数およびリストを表示します。

失敗したジョブ

失敗したジョブの総数およびリストが表示されます。

超過したソフトウェア ライセンス

特定のソフトウェアについて、承認されたライセンスよりも多くインストールされている数が表示されます。

注: [システム ステータス]に表示されるライセンスが付与されていないソフトウェアに関する情報は、Asset Management 機能がインストールされている場合にのみ参照できます。

現在のタスク

現在スケジュールされているタスク、または進行中のタスクが表示されます。

使用頻度が高い

頻繁に使用される DSM エクスプローラ ツリー ビュー ノードが表示されます。 このリストの項目をクリックするのみで、いつでもこの項目に移動できます。

クイック スタート

クエリの作成、検索機能、レポート生成、またはソフトウェア パッケージの展開などの基本的な機能を起動します。

設定モードで開くには、このポートレットの右上隅にある[設定]ボタンをクリックします。