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システム エンジン

システム エンジンでは、収集した値を更新するために、情報の処理とデータベースとの通信を行います。 また、システム エンジンとリンクしたエンジン タスクが実行されます。 スケーラビリティ サーバから情報を収集し、その情報を処理してデータベースに格納します。 [SystemEngine]および対応するペインには、エンジンが現在実行しているタスクおよびタスク リストが表示されます。

また、実行できるアクションは以下のとおりです。

[タスク]セクション/コンテキスト メニュー

選択したエンジンに対して以下のタスクを実行するには、[タスク]セクションの適当なリンクをクリックするか、またはエンジンを右クリックしてコンテキスト メニューからオプションを選択します。

エンジンの停止

選択したエンジンを停止します。 エンジンでタスクが実行中の場合、そのタスクが終了してから停止します。

注: リモートからエンジンを起動または停止できるのは、エンジンを実行しているコンピュータに対する管理権限を持つユーザのみです。

エンジンの開始

選択したエンジンを開始し、リンクしているジョブを実行します。

注: リモートからエンジンを起動または停止できるのは、エンジンを実行しているコンピュータに対する管理権限を持つユーザのみです。

新規タスクの追加

[新規ジョブ ウィザード]ダイアログ ボックス(新しいエンジンのタスクが作成可能)を開きます。

エンジンの起動

キューの中にある次のタスクを実行するようにエンジンに指示します。 エンジンでは、現在実行中のジョブを中止して次のタスクに切り替えます。

既存のタスクのリンク

[エンジン タスクの選択]ダイアログ ボックス(ご使用のドメインに作成されたエンジン タスクが追加可能)を開きます。

新規インスタンスの作成

[エンジン インスタンスの新規作成]ダイアログ ボックスが開き、選択したエンジンと同じコンピュータ上で実行されるエンジンの新しいインスタンスを作成できます。 このアクションは、たとえば、デフォルトのシステム エンジンのジョブによる負荷を削減する場合に役立ちます。

プロパティ

選択したエンジンの[プロパティ]ダイアログ ボックスを開きます。

詳細

このセクションには、エンジンの処理に関する情報が記載されています。

エンジン開始時間

最後に caf が起動した後にエンジンが開始した日時が表示されます。 日時の表示形式は、YYYY-MM-DD HH:MM:SS です。

エンジン経過時間

選択したエンジンが起動して実行している時間が表示されます。 表示形式は、HH:MM:SS です。

エンジンのログ情報

現在エンジンがタスクの実行中か、アイドル状態か、または不稼動中かの情報がヘッダに表示されます。 エンジンのすべてのログ情報は、このフィールドに表示されます。

タスク リスト

[タスク リスト]セクションのフィールドは以下のとおりです。

タスク

現在実行中のタスク名が一覧表示されます。 デフォルトでは、システム エンジンで実行されるタスクは以下のとおりです。

デフォルト ディレクトリの同期処理ジョブ

[コントロール パネル]-[ディレクトリの統合]-[ディレクトリの同期]フォルダの下に設定されているディレクトリの同期処理ジョブを実行します。

ソフトウェア コンテンツのダウンロード ジョブ(デフォルト)

CA Online Content Service から新しいソフトウェア シグネチャをドメイン データベースにダウンロードします。

: ソフトウェア コンテンツのダウンロード ジョブ(デフォルト)では、午前 12 時と午前 6 時の間に毎日 1 回ジョブをダウンロードします。

重要: ソフトウェア シグネチャのダウンロード中に CAF による停止を実行しないでください。 ダウンロード プロセスではり、整合する必要のあるデータベース内の多数の重要なテーブルが更新されます。 このため、プロセスを中止すると、データが整合しなくなる可能性があります。 ダウンロード プロセスは java 実行可能ファイルであるため、プロセス リスト内の java.exe を確認し、[コントロール パネル]で[システム エンジン]に移動することにより、ソフトウェア コンテンツのダウンロード ジョブ(デフォルト)が実行されていないことを確認してください。

デフォルトのエンジン収集タスク

[コントロール パネル]-[エンジン]-[エンジン タスク]-[収集タスク]フォルダの下に設定されているデフォルトのエンジン収集タスクを実行します。

デフォルトの SCAP チェックリスト処理ジョブ

ITCM_installpath¥SCAP_Checklists フォルダにある SCAP チェックリストを処理します。 新規または更新されたチェックリストが存在する場合、このジョブはチェックリスト ファイルの圧縮アーカイブを作成し、新規または更新されたチェックリスト用のインベントリ検出モジュールを作成または更新します。 デフォルトでは、このジョブは 1 日に 1 度実行されます。ただし、エンジン タスク リストの 次のジョブとして設定アイコンボタンをクリックすると、チェックリストを追加または変更したときにこのジョブを強制的に実行できます。

注: デフォルトのエンジン タスクをほかのエンジンにリンクしないでください。

ステータス

OK、待機中、エラーなど、現在実行中のタスクのステータスが表示されます。 ステータス フィールドのテキストをクリックして、[タスク ステータス]ダイアログ ボックスを開きます。

最終実行

最後にタスクが実行された日時が表示されます。

アクション

タスクで実行できるアクションは、以下のとおりです。

タスクのリンク解除

タスクのリンクをエンジンから解除します。 これを行うには、ジョブのリンク解除アイコン ボタンをクリックします。

次のタスクとして設定

選択したタスクを、エンジンで実行する次のタスクとして設定します。 これを行うには、次のジョブとして設定アイコン ボタンをクリックします。

ジョブの再初期化

エンジンに通知してジョブを再度処理します。 これを行うには、ジョブの再初期化アイコン ボタンをクリックします。