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仮想アプリケーションの展開の仕組み

[仮想アプリケーション パッケージ登録ウィザード]で作成された仮想アプリケーション パッケージは、ソフトウェア パッケージ ライブラリに追加されます。その後、標準の Software Delivery 方法を使用してそれを展開および管理できます。 仮想アプリケーション パッケージは、エンタープライズ(EP)管理層またはドメイン管理層に登録できます。 仮想アプリケーション パッケージは、EP 管理層とドメイン管理の両方に登録することはできません。 EP 管理層に仮想アプリケーション パッケージを登録した場合、ドメイン管理層および下位レベルに配信できます。

仮想アプリケーション パッケージ展開の一般的な手順は以下のとおりです。

  1. 管理者は、ベンダーのインフラストラクチャ ソフトウェアがターゲットのコンピュータにインストールされていることを確認します。

    注: Microsoft System Center Application Virtualization Streaming Server をインストールした後は、コンピュータを再起動する必要が生じる可能性があります。 再起動が必要な場合は、Streaming Server のセットアップ プロセスによって開始されます。

  2. 管理者は仮想アプリケーション パッケージをターゲット コンピュータに展開するためのソフトウェア ジョブを作成します。 仮想アプリケーション パッケージ用のソフトウェア ジョブは、通常アプリケーション パッケージ用のソフトウェア ジョブを作成する場合と同じ方法を使用して作成できます。
  3. 管理者は仮想アプリケーション ステージング パッケージをスケーラビリティ サーバに展開します。 スケーラビリティ サーバは、ストリーミング サーバとしても動作します。

    注: ターゲット コンピュータが新しいスケーラビリティ サーバに接続する場合、新しいサーバにもステージング パッケージをインストールする必要があります。 詳細については、「Software Delivery 管理ガイド」を参照してください。

  4. 管理者はドメイン マネージャからターゲット コンピュータにスタンドアロンおよびストリーミング パッケージを展開します。 さらに管理者は、ターゲット コンピュータへの展開前にスケーラビリティ サーバ上にパッケージをステージできます。 管理者は、標準の Software Delivery 展開方法を使用できして、仮想アプリケーション パッケージをターゲット コンピュータに展開します。

注: 仮想アプリケーションの展開の詳細については、「Software Delivery 管理ガイド」を参照してください。