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renewjob — ジョブの更新

renewjob コマンドは失敗したジョブを更新します。 このコマンドは、ドメイン マネージャから発行された場合のみ有効です。

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

renewjob  
item=item_name  
version=version_name 
procedure=procedure_name 
installedwith=install_procedure_name 
task={install | activate | configure | uninstall}
[deliverytime="yyyy-mm-dd hh:mm" ]
[calendarname=delivery_exclusion_calendar]
[attime="yyyy-mm-dd hh:mm" ]
[timeout=hours]
[runAtShutdown[={y|n}]]
[userJobMessage]
[userMessage]

または

renewjob 
cname=[name]
[item=item_name  
version=version_name 
procedure=procedure_name ]
[deliverytime="yyyy-mm-dd hh:mm" ]
[attime="yyyy-mm-dd hh:mm" ]
[calendarname=delivery_exclusion_calendar]
[timeout=hours]
[runAtShutdown[={y|n}]]
[userJobMessage]
[userMessage]
atTime

以下を指定します: アクションが起動される日付と時間を指定します。

日付は、ISO の形式「YYYY-MM-DD hh:mm」になります。

calendarname

以下を指定します: 配信の除外期間を指定するカレンダの名前

cname

更新されるジョブを含む ジョブ コンテナの一意の名前(オプション) を指定します。

cname をコーディングしたときには、item、version、procedure の各パラメータはオプションになります。

この 3 つのパラメータをコーディングすると、指定のコンテナのジョブのうちその各パラメータで特定されるジョブのみが更新されます。

3 つともコーディングしないと、指定のコンテナに含まれる更新可能なジョブがすべて更新されます。

cname をコーディングしないと、更新対象のジョブは item、version、installedWith、procedure、task の各パラメータで指定した内容と最初に一致した更新可能なジョブになります。

deliverytime

以下を指定します: ドメイン マネージャからの配信の開始時間です。
日付は、ISO の形式「YYYY-MM-DD hh:mm」になります。

installedWith

以下を指定します: インストール プロシージャの名前。

更新対象のジョブは、このプロシージャと共にインストールされたものです。

cname がコーディングされている場合、このパラメータは無視されます。

item

以下を指定します: 項目の名前。 更新対象のジョブは、この項目を処理するものである必要があります。

procedure

以下を指定します: プロシージャの名前。 更新対象のジョブは、このプロシージャを処理するものである必要があります。

runAtShutdown

「runAtShutdown」または「runAtShutdown=y」をコーディングすると、ジョブの実行がシャットダウン時にのみ開始されます。
「runAtShutdown=n」をコーディングすると、ジョブがシャットダウン時以外にもいつでも開始されます。
パラメータがコーディングされていない場合は、関連するプロシージャのジョブ オプション値によってデフォルトが指定されます。
このパラメータは、Unix がターゲットの場合にのみ有効です。

task

以下を指定します: 項目プロシージャによって実行されるタスクのタイプ。

回復対象のプロシージャは、このタスク タイプのプロシージャを処理するものである必要があります。

install

インストール プロシージャ。

configure

設定プロシージャ。

activate

起動プロシージャ。

uninstall

アンインストール プロシージャ。

cname がコーディングされている場合、このパラメータは無視されます。

timeout

以下を指定します: timeout には、ジョブの失効期間が「h」の形式で指定されます。ここで、h は時間数です。 パラメータの範囲は、マネージャ側で設定できます。 指定した値が設定されている上限を超える場合には、値はその上限に設定されます。指定した値が下限に満たない場合は、その下限に設定されます。 どの場合でも警告は出されません。
timeout は jobTimeout パラメータと一緒に指定しないでください。両方指定するとエラーが報告されます。 いずれのパラメータも指定されていない場合は、168 がデフォルトで設定されます。

version

登録解除される 項目のバージョン を指定します。

userJobMessage

ジョブ コンテナ内の更新ジョブ用のカスタム管理者メッセージを指定します。

userMessage

ジョブ コンテナ用のカスタム管理者メッセージを指定します。

注: ジョブ一覧でエラー ステータスを示し、かつ item、version、procedure、installedWith の各パラメータに最初に一致したジョブが更新操作の対象に選択され、procedure パラメータで指定したプロシージャで処理されることになります。

注: コマンドの「cname」 -variant では、item、version、procedure の各パラメータがオプションになります。 このパラメータを 3 つともコーディングしないと、コンテナ内の更新可能なジョブがすべて更新されます。