このコマンドでは、封印解除されたローカル ソフトウェア ポリシーにジョブを追加します。 追加するジョブは、プロシージャまたはソフトウェア グループ別、すべての必要な情報を含むファイルによって、またはコールと共にジョブの情報を渡して、指定できます。 ジョブが正常に追加された場合、オプションで、このアクションでポリシーを封印することができます。
このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。
swPolicy action=addItem
name=software_policy_name
{group=name_of_a_software_or_procedure_group|
procedures=job_file|
item=item_name
version=item_version
[task={activate | configure | install | uninstall}]
procedure=procedure_name
[installedWith=install_procedure_name]
[after={exacttime | boottime}]
[reinstall[={y|n}]]
[preaction={none | reboot | logoff}]
[postaction={none | reboot | logoff | rebootAtEnd | logoffAtEnd | shutdownAtEnd}]
[promptUser[={y|n}]]
[allowCancel[={y|n}]]
[execTimedOut[={y|n}]]
[offline[={y|n}]]
[runAtShutdown[={y|n}]]
[preventLogon[={y|n}]]
[triggeredByScalSrv[={y|n}]]
[globaltime[={y|n}]]
[calendarname=delivery_calendar_name]
[noCalendar[={y|n}]]
[resolveQuery[={y|n}]]
[stagingServer[={y|n}]]
[parameters=user_parameters]
[prompt=d.h]
[jobTimeout=d.h]
[repeat[={y|n}]]
[seal[={y|n}]]
[userJobMessage]
ジョブの追加先となるソフトウェア ポリシーの名前。
このオプションではソフトウェア グループまたはプロシージャ グループの名前を指定します。 グループのメンバは、ソフトウェア ポリシーにジョブを追加するのに使用されます。
ポリシーのジョブは、グループ メンバのデフォルト インストール プロシージャ(存在する場合)から、または最初のインストール プロシージャから順番に生成されます。 ジョブ オプションはデフォルトから取得されるか、またはプロシージャから継承されます。 メンバに対するインストール プロシージャが存在しない場合、そのメンバはスキップされて警告が出されます。
ポリシーのジョブは、グループのプロシージャから生成されます。 ジョブ オプションはデフォルトから取得されるか、またはプロシージャから継承されます。
このオプションがコーディングされていない場合、作成されたソフトウェア ポリシーの生成に対して、どのグループも評価されません。
group オプションは、procedures または item オプションと一緒にコーディングしないでください。
このオプションは、ソフトウェア ポリシー用のジョブを生成するためのプロシージャが含まれるファイルの名前を指定します。 ポリシーに対して作成および割り当てられるジョブごとに、ファイル内で以下の構文のエントリを作成する必要があります。
item=item_name version=item_version
procedure=procedure_name
task={activate | configure | install | uninstall}
[installedWith=install_procedure_name]
[after={exacttime | boottime}]
[reinstall[={y|n}]]
[preaction={none | reboot | logoff}]
[postaction={none | reboot | logoff | rebootAtEnd | logoffAtEnd | shutdownAtEnd}]
[promptUser[={y|n}]]
[allowCancel[={y|n}]]
[execTimedOut[={y|n}]]
[offline[={y|n}]]
[runAtShutdown[={y|n}]]
[preventLogon[={y|n}]]
[triggeredByScalSrv[={y|n}]]
[globaltime[={y|n}]]
[calendarname=delivery_calendar_name]
[noCalendar[={y|n}]]
[resolveQuery[={y|n}]]
[stagingServer[={y|n}]]
[parameters=user_parameters]
[prompt=d.h]
[jobTimeout=d.h]
[repeat[={y|n}]]
エントリは 1 行に 1 つずつ、またエントリが複数の行にまたがることはできません。 エントリは先頭が「item」、「version」、「procedure」、「task」で開始される必要があり、またこの順番で表示される必要があります。 残りのパラメータの順番は、任意です。 空白が含まれるパラメータ値は二重引用符(")で囲む必要があります。 パラメータ値に引用符が含まれている場合は、重複させる必要があります。
パラメータの意味については、以下の「説明」を参照してください。
procedures オプションは、「group」または「item」 オプションと一緒にコーディングしないでください。
登録されている項目製品の名前を指定します。 この項目に対してジョブが生成され、ソフトウェア ポリシーに追加されます。
item オプションは、「group」または「procedures」 オプションと一緒にコーディングしないでください。
指定されている項目のバージョンを指定します。これはジョブの生成で使用されます。
ソフトウェア ポリシーにジョブを追加するプロシージャのタイプを指定します。 有効なタスク タイプは、以下のとおりです。
選択されたプロシージャは、起動プロシージャです。
選択されたプロシージャは、設定プロシージャです。
選択されたプロシージャは、インストール プロシージャです。
選択されたプロシージャは、アンインストール プロシージャです。
オプションがコーディングされていない場合、「インストール」がデフォルトとなります。
ソフトウェア ポリシーにジョブを追加するプロシージャを生成するのに使用される項目プロシージャの名前です。
これが指定されている場合、指定された項目のインストール プロシージャの名前です。 生成されるジョブは、この指定されたプロシージャによってインストールされた項目が実行されるマシンでのみ実行されます。 追加されたジョブがインストール ジョブそのものの場合、このパラメータは無視されます。
オプションがコーディングされていない場合、項目をインストールする方法はチェックされません。
このオプションは、ターゲット システムでジョブの実行が開始される時間を指定します。 有効な値は以下のとおりです。
オーダーが期限になるとプロシージャはただちに処理を開始します。
期限になった後、プロシージャの処理は次の(再)ブート時刻まで遅延されます。
デフォルトは「exacttime」です。
「reinstall」または「reinstall=y」がコーディングされている場合、ソフトウェア ポリシーの評価のたびにターゲットで項目が再インストールされます。 「reinstall=n」がコーディングされている、またはオプションが指定されていない場合、ターゲットで項目がない場合にのみインストールされます。 このオプションは、インストール プロシージャで有効です。他のタイプのプロシージャでは、このオプションは無視されます。
ターゲット コンピュータで関連ジョブが処理される前に実行する必要がある、任意のアクションを指定します。 有効なプレアクションは、以下のとおりです。
プレアクションを実行しません。
ジョブを実行する前にシステムを再起動します。
ジョブを実行する前にユーザをログオフします。
このオプションがコーディングされていない場合、デフォルト値が項目プロシージャのオプションによって指定されます。
ターゲット コンピュータで関連ジョブが処理された後に実行する必要がある、任意のアクションを指定します。 有効なポストアクションは以下のとおりです。
ポストアクションを実行しません。
ジョブの実行後ににシステムを再起動します。
ジョブを実行した後にユーザをログオフします。
ジョブ処理の終了後に、ジョブの再起動が必要であることを指定します。 ただし、同じくソフトウェア ポリシーの評価によって起動されたすべてのジョブの処理が完了するまで、あるいは後続のジョブで処理の前後にただちに再起動が必要になるまで、再起動を遅延させることができます。
ジョブ処理後に、ジョブでユーザのログオフが必要になることを指定します。 ただし、同じくソフトウェア ポリシーの評価によって起動されたすべてのジョブの処理が完了するまで、あるいは後続のジョブで処理の前後にただちに再起動が必要になるまで、ログオフを遅延させることができます
ジョブの完了後にターゲット コンピュータをシャットダウンします。
このオプションがコーディングされていない場合、デフォルト値が項目プロシージャのオプションによって指定されます。
「promptUser」または「promptUser=y」が指定されている場合、ジョブを実行する前にターゲットのユーザにはプロンプトが表示されます。 「prompt=n」が指定されている場合、ユーザにプロンプトが表示されないでジョブが実行されます。
このオプションがコーディングされていない場合、デフォルトは項目プロシージャのオプションによって指定されます。
「allowCancel」または「allowCancel=y」が指定されている場合、ターゲットのユーザは実行のプロンプトが表示されたときに、ジョブの実行を取り消すことができます。 「allowCancel=n」が指定されている場合、ユーザはジョブを取り消すことはできません。
取り消すことができるようにするには、プロンプトの表示を許可しておく必要があります。 許可しておかないと、エラーが表示されます。
このオプションがコーディングされていない場合、デフォルトは項目プロシージャのオプションによって指定されます。
「execTimedOut」または「execTimedOut=y」を指定すると、ユーザに確認を求めたジョブ実行がタイムアウトしたときには自動的にジョブの処理が始まります。 「execTimedOut=n」を指定した場合は、ジョブはタイムアウト時には開始されません。
タイムアウト時の開始を有効にするには、プロンプトを許可しておく必要があります。そうでないと、エラーが表示されます。
このオプションがコーディングされていない場合、デフォルトは項目プロシージャのオプションによって指定されます。
「offline」または「offline =y」をコーディングすると、ターゲット コンピュータと関連付けられたサーバ間の接続がジョブの実行のために解放され、「offline=n」をコーディングすると接続は開放されません。
このオプションがコーディングされていない場合、デフォルトは項目プロシージャのオプションによって指定されます。
「runAtShutdown」または「runAtShutdown=y」をコーディングすると、ジョブの実行がシャットダウン時にのみ開始されます。「runAtShutdown=n」をコーディングすると、ジョブがシャットダウン時以外にもいつでも開始されます。
このオプションがコーディングされていない場合、デフォルトは項目プロシージャのオプションによって指定されます。
これは、UNIXのみに適用されます。
「preventLogon」または「preventLogon=y」をコーディングすると、ジョブの実行中はターゲットでのユーザのログオンが拒否されます。 すでにユーザがログオンしている場合、そのユーザがログオフするまでジョブの実行は延期されます。
「preventLogon =n」を指定すると、ユーザがすでにログインしていようと、実行中にログインしようと、ジョブの処理には関係ありません。
このオプションがコーディングされていない場合、デフォルトは項目プロシージャのオプションによって指定されます。
このオプションは Windows ターゲットにのみ適用されます。
「triggeredByScalSrv」または「triggeredByScalSrv=y」をコーディングすると、ターゲットに関連付けられたスケーラビリティ サーバはジョブの実行を開始します。 「triggeredByScalSrv=n」をコーディングすると、ターゲットでは再起動または jobCheck 時に実行を開始します。
デフォルトは「triggeredByScalSrv」です。
「globalTime」または「globalTime=y」をコーディングすると、ジョブに関連付けられたすべての日付がエンタープライズ マネージャ時間に基づいたものになります。コーディングしない場合、日付はドメイン マネージャ時間に基づいたものになります。
デフォルトは「globaltime=n」です。
スケーラビリティ サーバおよびターゲットへのジョブの配信を担当するカレンダの名前を指定します。
「noCalendar」または「noCalendar=y」をコーディングすると、ターゲットコンピュータに接続されているカレンダの実行は、ジョブの処理に対して無視されます。 「noCalendar=n」をコーディングすると、カレンダは無視されません。
デフォルトは「noCalendar=n」です。
「resolveQuery」または「resolveQuery=y」をコーディングし、ソフトウェア テンプレートに関連付けられているグループがクエリ グループの場合、ジョブ作成の前にこのグループは再評価されます。 それ以外の場合、再評価は実行されません。
デフォルトは「resolveQuery=n」です。
「stagingserver」または「stagingserver=y」をコーディングすると、関連する項目は、アドレス指定されたターゲットに関連付けられているスケーラビリティ サーバでステージされます。それ以外の場合はステージされません。 プロシージャがインストール プロシージャでない場合、このオプションは無視されます。 このオプションが指定されていない、または「stagingserver=n」をコーディングすると、ステージング ステップはスキップされます。
デフォルトは「stagingserver=n」です。
ジョブのプロシージャに渡されるパラメータを指定します。 空の文字列をコーディングすると、パラメータの指定はなしと見なされます。
コーディングしないと、項目プロシージャのオプションからユーザ パラメータが取得されます。
ユーザがジョブの実行を延期した場合、ユーザにジョブ開始の再確認を求める期間を指定します。 期間のフォーマットは「d.h」の形式で指定されます。ここで、d には日数、h には時間数が指定されます。範囲は 0.3 <= d.h <=7.0 となります。
指定した値が下限に満たない場合は、その下限に設定され、指定した値が上限を超える場合には、値はその上限に設定されます。 その場合、警告は出されません。
期間で表したジョブの失効日を指定します。 期間の形式は「d.h」です。d は日、h は時間です。 パラメータの範囲は、マネージャ側で設定できます。
指定した値が下限に満たない場合は、その下限に設定され、指定した値が上限を超える場合には、値はその上限に設定されます。 その場合、警告は出されません。 指定されていない場合は、7.0 がデフォルトで設定されます。
「repeat」または「repeat=y」をコーディングすると、評価が実行されるたびに関連するジョブが繰り返されます。 「repeat=n」をコーディングした場合は、関連するジョブは繰り返されません。
デフォルトは「repeat=n」です・
「seal」または「seal=y」をコーディングすると、ジョブが追加された後でポリシーは封印されます。コーティングされていない場合は、さらに変更を行うため封印解除されたままです。 封印は、必要なジョブがすべて正しく生成および追加され、いずれのジョブでもエラーが発生しなかった場合にのみ実行されます。 生成されたジョブの警告によって封印できなくなることはありません。
デフォルトは「seal=n」。
ソフトウェア ポリシー内のジョブ用のカスタム管理者メッセージを指定します。
注: 追加されたジョブがグループまたはプロシージャ ファイルによって指定されたものである場合、ジョブの生成中に検出されたエラーは関連するジョブに報告され、処理は次のジョブの生成へと続行されます。 ロールバックは実行されません。
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