NRI 選択的インベントリ Web ページは、ホスト Web サーバへのアクセス権を持つすべてのユーザからすぐにアクセスできるようになります。
重要: 受信インベントリ フォルダと Asset Collector フォルダは、ユーザが手動で設定する Internet Guest Account で完全アクセス可能でなければなりません。 変更するフォルダの詳細については、「NRI Web サービスの設定」を参照してください。
NRI Web ページに移動するには、サポートされている Web ブラウザに以下の URL を入力します。 サポートされている Web ブラウザの詳細については、認定マトリックスを参照してください。
http://webserver-hostname/wac/jsp/ei/ei.jsp
以下の図に示すように、NRI Web ページは CA ITCM WAC システムをベースにしており、定義されているインベントリ レベルやパッケージの概略が表示されます。

インベントリを起動するには、[クイック スタート]ポートレットの中のパッケージの 1 つを、イメージかリンクをクリックして選択します。 (各パッケージの収集内容と実行内容の詳細は、NRI エージェント パッケージを参照してください。)
各リンクは、指定バージョンの NRI Primer 実行ファイルを指しています。 ファイルを「実行」するのか「保存」するのかを Web ブラウザでたずねられたら、「実行」を選択してください。 NRI Primer がダウンロードされて実行されます。
以下の図は、インベントリ スキャン要求の進行状況を示します。

必要な検出モジュールをダウンロードして実際のインベントリを実行するのに要する時間は、NRI ホスト Web サーバの現在の負荷によって異なります。 特に[インベントリ詳細スキャン]オプションの場合、インストールしたハードディスク上のファイル数がこの時間に影響を及ぼすことがあります。
スキャンは、完了するのに最短 1 分から、最大で 30 分以上かかることもあります。 スキャン プロセスではコンピュータ リソースのかなりの部分を利用しますが、通常はスキャン全体で使用可能です。
メッセージ ダイアログに、スキャンがいつ終了するかが表示されます。
Linux または UNIX では、NRI Web サイトから NRI を起動できません。 これらのオペレーティング システム上で、NRI は最小要件で実行されるように設計されています。 NRI エージェントの配布および収集された結果の分析は、手動で行われます。
Linux または UNIX コンピュータから NRI を起動する方法
<dvd_root>/ProductFiles_x86/nriagent/nriagent.tar
注: nriagent.tar ファイルは、プラットフォーム固有のフォルダの下にあります。 これを任意の共有のロケーションにコピーして、NRI を起動することもできます。
tar –xf nriagent.tar
ファイルは、フォルダ「nriagent」に抽出されます。
./cmnriagent –script register.ini
インベントリ ファイルが作成され、コンピュータが登録されます。
基本的なハードウェア インベントリおよびヒューリスティック ソフトウェア スキャンを実行するには、以下のスクリプトを実行します。
./cmnriagent –script basic.ini
完全なハードウェア インベントリおよびソフトウェア シグネチャ スキャンを実行するには、以下のスクリプトを実行します。
./cmnriagent –script adv.ini
注: 別のインベントリ モジュールを使用するには、.ini ファイルをカスタマイズして、「nriagent」フォルダにコピーします。
インベントリのスキャンが開始され、インベントリ レポートが「nriagent」フォルダに作成されます。nriagent フォルダの実際の名前は、この名前の前に、たとえば、「12FDBEBA-572D-4408-BFC8-E7922AD4A998.xiu」というような、コンピュータで生成されたホスト UUID が付きます。
Asset Collector は新しいインベントリ ファイルを検出し、アセット インベントリ情報を抽出します。
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