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カスタム ソフトウェア シグネチャ

ソフトウェア シグネチャでは、メイン実行可能ファイル名、その他の関連付けられたファイル、サイズ範囲、バージョン範囲、ソフトウェアの作成日、修正日などのソフトウェアの属性が定義されます。 ソフトウェア シグネチャのこれらのすべての属性では、ソフトウェア アプリケーションが一意に識別されます。 アセット管理のソフトウェア シグネチャは、ソフトウェア定義として作成されます。 製品、リリース、パッチ、スイート、またはスイート コンポーネント、仮想アプリケーション イメージに対してソフトウェア定義を作成できます。 デフォルトで、アセット管理では、IT 業界で広く使用されるソフトウェアを網羅する事前定義されたソフトウェア シグネチャを提供しています。

注: 事前定義されたシグネチャおよび CA から提供されたシグネチャは、変更できません。

これらの事前定義されたソフトウェア シグネチャ以外は、使用するライセンス ソフトウェアを検出するための新しいソフトウェア シグネチャを作成したり、既存の製品定義に新しいリリースやパッチを追加することもできます。 ドメイン レベルでソフトウェア定義を作成した場合、検出されたソフトウェア情報はドメイン レベルのみで表示されます。 しかし、エンタープライズ レベルでソフトウェア定義を作成した場合は、検出されたソフトウェア情報をドメイン レベルおよびエンタープライズ レベルの両方で表示および使用できます。

作成できるシグネチャの種類は、以下のとおりです。

製品

ソフトウェア定義の基礎となる定義です。 これは、コンテナ コンポーネントです。 リリース、スイートで構成されます。 これらのコンポーネントなしでは製品自体に機能はありません。 たとえば、Microsoft Outlook 2000 は製品です。 製品定義には、バージョン情報のみがあります。

リリース

ソフトウェアの特定のリリースが含まれています。 リリース定義は、製品に対してのみ作成されます。 たとえば、Microsoft Outlook 2000 SP2 はリリースです。

パッチ

リリースへの修正が含まれています。 パッチはリリースに対してのみ作成されます。 たとえば、Q303833 は Microsoft Outlook 2000 SP2 リリースのパッチです。

スイート

さまざまな個々の製品および統合された製品で構成されるソフトウェア群が含まれています。 たとえば、Microsoft Office などです。 スイート定義は、製品に対してのみ作成されます。

スイート コンポーネント

Microsoft Word などのスイートの個々の製品が含まれています。 スイート コンポーネントは、スイートに対してのみ作成されます。

仮想アプリケーション イメージ

仮想アプリケーション イメージ ソフトウェア定義のベースを定義します。 CA は コンテンツ ダウンロード サービスで仮想アプリケーション イメージを認識するソフトウェア定義を提供できないので、DSM 管理者はこれらの仮想アプリケーション イメージ定義を作成する必要があります。

エージェントの実行中、エージェントはソフトウェア シグネチャで指定された仕様をコンピュータでスキャンし、すべての仕様が一致した場合にのみソフトウェアを検出します。

関連項目:

製品の作成

リリースの作成

パッチの作成

スイートの作成

スイート コンポーネントの作成

仮想アプリケーション イメージ

仮想アプリケーションのシグネチャ スキャン