コンテンツ配信を除外するようにエンジン収集タスクを設定している場合でも、エンジンからスケーラビリティ サーバに現在のコンテンツを配信することが必要な場合があります。 この配信を可能にするために、CADSMCMD コマンド ライン ユーティリティを使用して MDB からスケーラビリティ サーバにコンテンツを配信するように要求することができます。
コンテンツのオンデマンド配信を実行するには、以下の CADSMCMD コマンド オプションを使用します。
cadsmcmd scalabilityServer action=collectSector name=<サーバ名> CONTENTDISTRIBUTION
このコマンドでは、収集ジョブのデフォルト設定に関係なく、MDB から指定したスケーラビリティ サーバへのコンテンツ配信を強制的に実行します。
注: 詳細については、「CLI コマンド リファレンス」を参照してください。
AM リモート エージェントは、仮想ホストから以下の RVI データを収集します。
この情報は、電源がオン、一時停止、電源がオフなど、その状態にかかわらず VM に関して収集されます。 ただし、VM の電源がオンで、仮想化ツールがインストールされている場合にのみ、特定の情報を利用できます。
注: RVI エージェントは、Microsoft Hyper-V および XenServer サーバ上で実行されている Linux 仮想マシンからは、特定の BIOS インベントリ属性を収集できません。 さらに、SCVMM(Microsoft System Center Virtual Machine Manager)からのインベントリ収集のサポートはありません。
デスクトップ サポート アナリストとして、複数の仮想ホストから RVI(Remote Virtualization Inventory)データを収集できます。 仮想ホストは、複数の仮想マシンをホストする仮想化サーバです。 仮想ホスト上のインベントリを収集することにより、仮想ホストおよび関連する仮想マシンの関係を識別します。 仮想マシンの登録時には、ドメイン マネージャは、それを仮想マシンとして識別しません。
インベントリ収集プロセスで、コンピュータに追加のプロパティを追加することにより、仮想マシンが仮想として識別されます。 さらに、RVI データには、サーバに関するハードウェアおよびソフトウェア パッチ情報が含まれます。 また、データには、各仮想マシンの仮想化情報およびハードウェア情報が含まれます。

仮想ホストから RVI データを収集するには、物理コンピュータまたは仮想コンピュータ上に AM リモート エージェントを展開します。 管理するホストおよび仮想マシンの数に応じて、複数のコンピュータ上に AM リモート エージェントを展開できます。
次の手順に従ってください:
ターゲット コンピュータ上で展開が始まります。
展開ジョブのステータスが表示されます。
XenServer 用の AM Remote エージェントから RVI インベントリを収集するには、サードパーティの FTP ダウンロード サイトからインベントリ収集 DLL を手動でダウンロードする必要があります。
次の手順に従ってください:
Windows の場合
AM リモート エージェント コンピュータ上の DSM_install_path¥bin に ¥WindowsProductFiles_x86¥libxenserver.dll をコピーします。
Linux の場合
AM リモート エージェント コンピュータ上の target/opt/CA/SharedComponents/lib に ¥LinuxProductFiles_x86¥libxenserver.so/ をコピーします。
AM リモート エージェントは、RVI インベントリを収集するように設定されます。
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