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CA Executive Insight データベースからのデータのパージ

時間の経過と共に、CA Executive Insight データベース内のデータは増大します。 データベースに格納されたデータの量を減らすために、CA Executive Insight は、指定された保持条件に基づいてデータベースから期限切れのデータを毎日パージします。 たとえば、データ保持条件が 100 の場合、100 日より古いデータはデータベースからすべて削除されます。 データのパージは通常、0 時を過ぎた時間帯に毎日実行されます。ただし、直近のパージ プロセスが正常に完了しなかった場合は、CA Executive Insight サーバの再起動時にも実行されます。

保持条件は、CA Executive Insight データベースの tenant_settings テーブルに以下のように格納されます。

id

DisplayName

name

value

1

Biz Indicators Raw Data Retention days                                

rawDataRetentionDays  

3

2

Biz Indicators Hourly Aggregated Data Retention days  

hourlyDataRetentionDays 

14

3

Biz Indicators Daily Aggregated Data Retention days

dailyDataRetentionDays

730

rawDataRetentionDays

raw データの保持条件を日数で指定します。

デフォルト: 3

制限: 1 以上

hourlyDataRetentionDays

時間単位の集約データの保持条件を日数で指定します。

デフォルト: 14

制限: 7 以上

dailyRetentionDays

日単位の集約データの保持条件を日数で指定します。

デフォルト: 730

制限: 90 以上

保持条件の変更には、SQL 更新クエリを使用することもできます。 たとえば、以下のクエリでは、日単位の集約データの保持条件を 100 日に設定します。

UPDATE tenant_settings SET value=100 WHERE  id=3;

変更を有効にするには、CA Executive Insight サーバを再起動する必要があります。 サーバの起動時に保持条件の値が検証されます。 値が最小値より小さい場合は、デフォルト値が使用され、CA Executive Insight サーバ ログにエラー メッセージが表示されます。