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最低限の権限を持つユーザ要件

エージェントは Windows Administrator ユーザとしても実行できますが、セキュリティ上の理由から、エージェントの使用にあたっては権限レベルが最低のアカウントを作成することをお勧めします。 このユーザ アカウントはエージェント ユーザと呼ばれます。 このエージェントユーザには、elmagentusr のように、任意のアカウント名を付けることができます。 エージェントをインストールする前に、エージェント ユーザ アカウントを作成して、このアカウントに Window セキュリティ ログへのアクセスを許可します。

注： エージェントのインストール中に、このエージェント ユーザの名前およびパスワードを指定します。 指定したエージェント ユーザには、エージェント インストール ディレクトリおよびエージェント サービスで必要な最小の権限が、インストールプログラムによって自動的に割り当てられます。 インストール中に管理者アカウントを指定するように選択した場合は、後から AgentAuthUtil ユーティリティを実行して、エージェント ユーザ アカウントの作成、セキュリティ ログへのアクセスの許可、必要な権限の割り当てを行うこともできます。

エージェント ユーザに最低限の権限を与えるための基本的な要件は以下のとおりです。

• エージェントのインストール ディレクトリ内のすべてのファイルおよびフォルダに対し、変更、読み取り、実行、書き込み、削除、内容の一覧表示を行うことができます。
• エージェントがインストールされている Windows サーバ上で、エージェント サービス（caelmagent）を開始、停止、一時停止、または続行（再開）し、それらのステータスのクエリを実行できます。
• Windows セキュリティ ログにアクセスできます。

エージェント ユーザ アカウントを作成し、このアカウントに Window セキュリティ ログへのアクセスを許可して、エージェントをインストールするには、Windows サーバの管理者権限が必要です。 その他のエージェント関連タスクを実行するには、CA Enterprise Log Manager サーバに管理者アカウントでログオンする必要があります。

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