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例： 平均 CPU 負荷トレンド クエリ用のカスタム MIB 33 の作成

CA NSM に SNMP トラップとして送信されるクエリごとにカスタム MIB を作成します。 各クエリは、カスタム トラップ ID に関連付けられます。 カスタム MIB は、アクション アラートに表示される順にトラップに追加されたフィールドを定義します。

以下の例では、アクション アラート用のクエリとして平均 CPU 負荷トレンドが選択されています。 選択されているフィールドは、event_datetime と event_trend です。

カスタム トラップ ID は、1.3.6.1.4.1.791.9845.3.33 です。

33 で終わるカスタム トラップ ID 用のカスタム MIB を作成する方法

1. カスタム MIB にテキストをコピーするために、CA-ELM.MIB のコピーを開きます。
2. エディタを開き、カスタム MIB の定型テキストをコピーして、新しい名前を付けてファイルを保存します。 たとえば、Custom MIB n.mib という名前で保存します。この例では n は 33 となり、これはアクション アラートのクエリに対して指定したカスタム トラップ ID の最終ノードです。
3. （オプション） elm MODULE-IDENTITY の下の <###> を 33 に置き換えます。 以下に例を示します。

    Custom MIB 33."
   

4. 以下の定型テキストを CA-ELM.MIB のテキストに置き換えます。

   <### Insert elmAlertVariable varbind for each query field in trap sequence ###>
   

   event_datetime の elmAlertVariable varbind をコピーし、次に event_trendCopy の varbind をコピーします。 これらの varbind は、SNMP トラップとして送信される順番に MIB に表示される必要があります。 以下に例を示します。

   event-datetime OBJECT-TYPE
       SYNTAX  DisplayString
       MAX-ACCESS  read-only
       STATUS      current
       DESCRIPTION
   "The calendar date and time expressed in the event information"
       ::= { elmAlertVariables 65 } 
   

   event-trend OBJECT-TYPE
       SYNTAX  Integer32
       MAX-ACCESS  read-only
       STATUS      current
       DESCRIPTION
   "Trending data for this event."
       ::= { elmAlertVariables 74 }
   

5. どちらのフィールドも計算フィールドではないので、以下の定型テキストを削除します。

   <### Insert the following dynamicData varbind only if query includes calculated fields ###>
   dynamicData OBJECT-TYPE
       SYNTAX  DisplayString
       MAX-ACCESS  read-only
       STATUS      current
       DESCRIPTION
   " This field contains all the elm dynamic variables and data in name=value format."
       ::= { elmDynamicVariables 2 } 
   

6. elmTrap の下にある以下の定型テキストを見つけます。

   OBJECTS  <### insert list of query fields with hyphens ###> }
   

   このテキストを、選択したクエリ フィールドのリストに置き換えます。

   OBJECTS { event-datetime,event-trend }
   

7. elmTrap の下にある以下の定型テキストを見つけます。

   ::= { elmAlertTrapGroup <### insert custom trap ID node number ###> }
   

   このテキストを、以下のテキストに置き換えます。

   ::= { elmAlertTrapGroup 33 }
   

8. elmDataGroup の下にある以下の定型テキストを見つけます。

   OBJECTS { <### insert list of query fields with hyphens ###> }
   

   このテキストを、以下のテキストに置き換えます。

   OBJECTS { event-datetime,event-trend }
   

9. ファイルを保存します。