SNMP トラップは、標準的な Management Information Base (MIB、管理情報ベース)ファイルまたは企業固有の MIB のいずれかで定義されます。
MIB ツリーでは、民間企業はそれぞれ一意の番号を持ち、その親ノードの番号が前に付いています。 CA, Inc. には IANA によって private enterprise number 791 が割り当てられています。 CA のアプリケーションによって SNMP トラップで送信されたデータは、すべて 1.3.6.1.4.1.791 で始まるオブジェクト ID に関連付けられています。 CA に属する CA Enterprise Log Manager アプリケーションは、識別子として 9845 という番号を持っています。 CA Enterprise Log Manager アクション アラートによって送信された SNMP トラップ データは、すべて 1.3.6.1.4.1.791.9845 で始まるオブジェクト ID (OID)に関連付けられています。
CA Enterprise Log Manager では MIB ファイルを 1 つ用意しています。 この MIB の名前は CA-ELM.MIB です。 この MIB によって、1 つのトラップを備えたアクション アラートによって送信できるすべてのフィールドが定義されます。 このトラップには、CA Enterprise Log Manager で利用可能な CEG フィールドがすべて含まれます。
アクション アラートが SNMP トラップの宛先に送信される際、送信されるデータに URL が含まれます。 受信トラップを監視する各ユーザは、アクション アラートによって送信された URL を参照できます。 URL を参照すると、CA Enterprise Log Manager ページが起動し、読みやすい形式でクエリ結果が表示されます。 この機能によって、SNMP トラップとして送信されたデータを解釈するために MIB を使用する必要がありません。
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