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エージェントが実行されていることをローカルで確認します。

エージェントのインストールが正常に行われた場合は、通常エージェント サービスが開始されます。 技術的には、エージェント サービスは caelmwatchdog プロセスが caelmagent プロセスと正常にバインドしたときに開始されます。

Solaris ホストにログオンしたままの場合は、インストールしたエージェントが実行されているかどうかを調べることができます。

エージェント サービスが実行されていることをローカルで確認する方法

  1. ディレクトリをエージェント ルート ディレクトリ(/opt/CA/ELMAgent)に変更します。
  2. 以下のコマンドを入力します。
    ps -eaf|grep caelm
    
  3. エージェント caelmagent が実行されていることを確認します。 以下の例のような 2 行がコマンド結果に表示された場合、エージェントは実行されています。
    root 16843 16809  0 17:58:11 ?         0:00 ./caelmwatchdog
    root 16809     1  0 17:57:57 ?         0:57 ./caelmagent -b
    
  4. エージェント サービスが実行されていない場合の対処方法については、「エージェント インストールのトラブルシューティング」を参照してください。

詳細情報:

エージェント インストールのトラブルシューティング

エージェント起動の自己監視イベントの確認

自己監視イベントを確認することにより、インストールしたエージェントのエージェント サービスが正常に開始されたかどうかを調べることができます。 エージェント インストール プロセスの監視は、手動インストールかサイレント インストールかに関係なく行うことができます。

エージェント登録および起動処理を監視する方法

  1. インストールしたエージェントを管理する CA Enterprise Log Manager サーバを参照します。
  2. [クエリおよびレポート]タブをクリックします。
  3. [クエリ リスト]の下の[検索]フィールドに「self」と入力します。
  4. System Self Monitoring Events Detail クエリを選択します。
  5. エージェントをインストールしたサーバからのイベントのみを表示するフィルタを作成します。
    1. [ローカル フィルタの表示/編集]をクリックします。
    2. [フィルタの追加]をクリックします。
    3. 列エントリ agent_address で、エージェントをインストールしたサーバの IP アドレスを値として入力します。
    4. [保存]をクリックします。
  6. システム ステータスの自己監視イベントを確認します。
    Current Reporting ELM Server set to <IP address specified as host server>
    
  7. システム起動の自己監視イベントを確認します。 イベントの例は以下のとおりです。
    Registered with ELMServers successfully.
    Agent's HTTP Listener started on port 25275.
    Agent started successfully.
    

    「Agent started successfully」というメッセージが表示されたら、エージェント ステータス詳細を表示します。

  8. 「Agent started successfully」というメッセージが表示されない場合は、「インストールのトラブルシューティング」の説明に従ってエージェント サービスを手動で開始します。