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CALM リソースと EEM フォルダ

EventForwarding、EventGrouping、統合、プロファイル、またはレポートを含む、ゼロから作成するすべてのカスタム CALM ポリシーに対して、AppObject に関するスコープ ポリシーを作成します。 スコープ ポリシーには、対応する CALM ポリシー内で挙げられている各 CALM リソースの EEM パスをフィルタリングする読み取り/書き込みアクセスが含まれています。 CALM ポリシー用の ID である同じユーザ グループが、このポリシーにも ID として割り当てられます。 ポリシー セットを完成するには、読み取り専用のスコープ ポリシーを作成し、リソースの表示のみが許可された ID を割り当て、EEM フォルダ パスに関するフィルタを入力します。

注: CALM ポリシーにそれをサポートするスコープ ポリシーが必要かどうかは、CALM ポリシーが使用するリソースによって決まります。 たとえば、Database、Tag、および Alert リソースは CALM の専用リソースであり、これらのリソースにスコープ ポリシーは必要ありません。 エージェント関連リソースにもスコープ ポリシーは必要ありません。

EEM フォルダは、[管理]タブの[ユーザとアクセスの管理]サブタブに表示されます。 [抑制]などのフォルダを選択すると、そのパスが表示されます。 以下の例を参照してください。

EEM フォルダには、CA Enterprise Log Manager のコンテンツと設定がすべて格納されています。

ポリシー定義の[フィルタ]セクションに示されるように、「pozFolder CONTAINS」で始まる式の値として EEM フォルダ パスを指定します。 以下に例を示します。

ポリシー フィルタを作成する場合は、名前付き属性 pozFolder の値を入力します。

以下の表に、特定の CALM リソースへのアクセスを許可(または拒否)する CALM ポリシーに関連するスコープ ポリシーのフィルタに指定する値のガイドラインを示します。

注: CALM リソースとフォルダは一対一で対応しません。

作成するスコープ ポリシーによってコンテンツへのアクセスが許可される CALM リソース

追加するフィルタによって指定される EEM フォルダ パス

EventForwarding

pozFolder CONTAINS /CALM_Configuration/Content/Rules/Forwarding

EventGrouping

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Content/Rules/Summarization

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Content/Rules/Suppression

Integration(サーバ)

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Content/Mapping

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Content/Parsing

Profile

pozFolder CONTAINS /CALM_Configuration/Content/Profiles

Report

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Content/CEG

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Content/Reports

作成するスコープ ポリシーによってアクセスが要求される CALM モジュール

追加するフィルタによって指定される EEM フォルダ パス

エージェント マネージャ

pozFolder CONTAINS /CALM_Configuration/Modules/AgentManager

[イベント ログ ストア]

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Modules/logDepot

レポート サーバ

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Modules/calmReporter

サブスクリプション モジュール

pozFolder CONTAINS/CALM_Configuration/Modules/Subscription