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パッケージ配布 SCL

配布パッケージ ステートメントを使用して、パッケージをリモート サイトに配布します。 パッケージ出力メンバまたはパッケージ バックアウト メンバを配布できます。 SHIP PACKAGE ステートメントでは、配布するパッケージ、配布先、出力またはバックアウト メンバのどちらを配布するか、および XCOM または CONNECT:DIRECT 転送方法で使用されるデータ セット名プレフィックスを指定することができます。

このステートメントには以下の構文があります。

►►─ SHIP PACKage ─ package ─ name ─┬─────────────────────────────────────┬─►
                                   └─ TO DESTination ─ destination-name ─┘
            ┌─ OUTput ──┐
 ►─ OPTion ─┤───────────┤───────┬──────────────────┬─── . ────────────────►◄
            └─ BACkout ─┘       └─ PREfix ─ prefix ┘
SHIP PACKAGE package-name

配布するパッケージの名前(1 ~ 16 文字)を指定します。

TO DESTINATION destination-name

指定したパッケージを配布するリモート サイトの名前(1 ~ 8 文字)を指定します。 配布先の名前は英数字で構成できますが、先頭の文字は英文字で始まる必要があります。

この情報は必須です。 ここに配布先を入力しない場合は、適切な情報を指定した SET DESTINATION ステートメントを事前にコード化しておく必要があります。

OPTION OUTPUT/BACKOUT

出力メンバまたはバックアウト メンバのどちらをリモート サイトに配布するかを指定します。 ここでオプションを指定しない場合、システムは SET OPTION ステートメントを探します。 SET OPTION 句が見つからない場合は、デフォルトで OPTION OUTPUT が選択され、自動的に出力メンバがリモート サイトに配布されます。

OUTPUT

パッケージの実行によって作成されたメンバを配布することを指定します。

BACKOUT

パッケージのバックアウトに必要なメンバを配布することを指定します。

PREfix prefix

XCOM または CONNECT:DIRECT 転送方法で使用される 1 ~ 8 文字のデータ セット名プレフィックスを指定します。 選択された転送方法が XCOM または CONNECT:DIRECT でない場合、このオプションは無視されます。 ピリオドで区切られたノードが 8 文字以内に収まる限り、パッケージ配布出力プレフィックスに対して複数のノードを指定できます。