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Web サービス用のデフォルト テーブルの設定

Web サービスを使用するために CA Endevor SCM を有効にするには、C1DEFLTS テーブル(デフォルト テーブル)の TYPE=MAIN セクションをカスタマイズする必要があります。

次の手順に従ってください:

  1. C1DEFLTS テーブルの TYPE=MAIN セクションで BATCHID パラメータを 1 に設定します。 これは、JOBNAME の代わりに JOB ステートメントで指定した USER パラメータによって、バッチ ジョブに関連付けられる CA Endevor SCM ユーザ ID が決定されることを指定します。
  2. サイトで RACF PROTECTALL が有効な RACF を使用する場合は、MODHLI に値を指定します。 RACF PROTECTALL オプションがアクティブになっている RACF で、Eclipse-Based UI、CA CMEW、またはその他のクライアント プログラムを使用している場合、MODHLI がコード化されていないと、セキュリティ違反が発行されます。 これは、Web サービスに必要な一時ファイルを割り当てるために使用された ID が、ファイルを開くために使用された ID とは異なっているために発生します。 具体的には、データ セットは、STC プールを生成するための CA Common Services Common Communications Interface (CAICCI)リクエストで提供されているユーザ ID のコンテキストで割り当てられます。 オープンおよび書き込みリクエストは、Web サービスからリクエストを発行しているクライアント プログラムにサインオンしたユーザ ID のコンテキストで発行されます。

    注: MODHLI はセキュリティに影響します。 詳細については、「MODHLI データ セットの Web サービス セキュリティ要件の決定」を参照してください。

  3. テーブルをアセンブルおよびリンク エディットします。 C1DEFLTS がカスタマイズされたら、SMP/E USERMOD を使用して ACCSTABL アセンブルおよびリンク エディットできます。 また、サンプルの JCL BC1JTABL を編集し、SMP/E の外部でソース モジュール C1DEFLTS をアセンブルおよびリンクすることもできます。 BC1JTABL は、インストール ライブラリ iprfx.iqual.CSIQJCL に提供されています。 これによって、デフォルト テーブルが uprfx.uqual.CSIQAUTU にメンバ C1DEFLTS として保存されます。

注: デフォルト テーブルの編集の詳細については、「CA Endevor Software Change Manager 管理ガイド」を参照してください。