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IBM RACF の構成

このセクションでは、WSEWSSTC スターティッド タスクが正しく初期化できるように IBM RACF をカスタマイズする基本的な手順について説明します。 「RACF Security Administrator Guide」に従って以下のいずれかの方法で、RACF にスターティッド タスクを定義できます。

また、スターティッド タスク WSEWSSTC に RACF ユーザ ID を割り当て、スターティッド プロシージャの開始を許可されている RACF グループにユーザ ID を割り当てる必要があります。

WSEWSSTC に RACF ユーザ ID を定義するには、ADDUSER コマンドを使用して、以下のように既存のスターティッド タスクの RACF グループに関連付けます。

ADDUSER user_name DFLTGRP(default_group) OWNER(default_group) NOPASSWORD
user_name

新しい RACF ユーザ ID の名前を指定します。 この名前は、Web サービスが使用する PROCLIB 内のスターティッド タスク メンバと同じ名前にする必要があります。

default_group

システムのすべてのスターティッド タスクが含まれるデフォルト グループを指定します(例: STCGROUP)。

注: デフォルト グループの名前が不明な場合は、RACF 管理者にお問い合わせください。 RACF STARTED クラスの実装またはスターティッド タスク テーブル(ICHRIN03)の変更の詳細については、RACF のマニュアルを参照してください。

注: このコマンドは一例です。 ADDUSER コマンドの使用方法の詳細については、RACF 管理者にお問い合わせください。