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例: プレフィックス マッピング

この例で、CA Directory バックボーンはノード "c=US" および "o=Acme" を制御します。 DSA には、以下のプレフィックス定義を持つナレッジがあります。

prefix = <o us>

また、LDAP サーバもあり、これはパーティション “o=Acme, c=US” を制御します。 もともとこれは Acme の北米部分を制御していましたが、現在はバックボーンに組み込む必要があります。 これを行うには、LDAP サーバ用のナレッジに、以下のプレフィックスおよびネイティブ プレフィックスの定義を含める必要があります。

prefix=<o US> <o Acme International> <o Acme North America>
native-prefix = <o Acme>

プレフィックス マッピング

結果は以下のとおりです。

  1. バックボーン DSA が以下のリクエストを受信します。
    "ou=Acme North America, o=Acme International, c=US"
    
  2. 受信したプレフィックスを LDAP サーバのネイティブ プレフィックスに置き換えます。
    "o=acme"
    
  3. これはリクエストを LDAP サーバへ転送します。
  4. LDAP サーバがその結果を戻します。
  5. バックボーン DSA は LDAP サーバのネイティブ プレフィックスを元のプレフィックスに置き換え、クライアントに結果を送信します。