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Service Manager

ServiceManager コマンドライン ユーティリティを使用して、レジストリ、コーディネータ、シミュレータ、または VSE サーバでさまざまなアクションを実行できます。

ServiceManager [--command]=service-name

service-name は、影響を与えるサービスの名前です。

このコマンドと名前のペアは、繰り返すことができます。

名前を検索するには、lisa.properties キーを二重中かっこで囲みます。 以下に例を示します。

{{lisa.registryName}}

サービス名の例

サービス マネージャ オプション

-h、--help

ヘルプ テキストを表示します。

-s service-name、--status=service-name

サービスに関するステータス メッセージを表示します。 service-name に all を入力すると、すべての登録済みサービスに関するステータス メッセージが返されます。

-r service-name、--reset=service-name

サービスをメモリに保持し、状態をリフレッシュします。

-o service-name、--stop=service-name

終了するようにサービスに指示します。

-i valid-remote-init-service-name、--initialize=valid-remote-init-service-name

サービスをリモートで初期化します。

-t service-name、--threaddump=service-name

診断用スレッド ダンプ(スタック トレース)を生成するようにサービスに指示します。

-b simulator-name、--attached=simulator-name

接続されているモバイル デバイスのリストを返すように simulator-name に指示します。

-e service-name、--heapdump=service-name

メモリ診断用 .hprof ファイルを作成するようにサービスに指示します。

-g service-name、--gc=service-name

Java ガベージ コレクションを強制するようにサービスに指示します。

-d service-name、--diagnostic=service-name

サービス用診断ファイルが含まれる zip ファイルを作成します。 サービスがレジストリである場合、この zip ファイルには、接続しているすべてのコーディネータ、シミュレータ、および VSE サーバ用診断ファイルも含まれます。 通常、このオプションは、サポートによって要求されたときに使用します。

loglevel

このオプションには、loglevel という名前のセカンダリ パラメータも含まれます。loglevel に続けて、キーワード(error、warn、info、debug、trace のいずれか)を指定します。

たとえば、ServiceManager -d tcp://10.1.1.23:2010/Registry loglevel debug は、エージェントを含めたすべてのコンポーネントのログ レベルをデバッグ レベルに設定します。 その後、サービス マネージャは以下のメッセージを書き込みます。

ログ レベルがデバッグに設定されました。 再現ステップを実行した後、リターン キーを押してログ レベルをリストアして診断をキャプチャしてください。

生成される ZIP ファイルには、接続しているすべてのコンポーネントおよびスレッド ダンプに対するデバッグ ログ レベルのログ、ライセンス情報、およびプロパティが含まれます。 また、この zip ファイルには、レジストリ ブローカに接続しているエージェントのログも含まれます。

注: VSE、コーディネータ、またはシミュレータ サーバに -d コマンドが送信された場合は、そのコンポーネントに対するログおよび診断のみが zip に含められます。

エージェントにはトレース ログ レベルはありませんが、dev ログ レベルがよく似ており、同様に処理されます。

-u ユーザ名、--username=ユーザ名

ユーザ名を指定するには、このコマンドを使用します。

-p パスワード、--password=パスワード

パスワードを指定するには、このコマンドを使用します。

--version

バージョン番号を出力します。

-m レジストリ名、--registry-name=レジストリ名

接続するレジストリを指定するために、initialize と共に使用されます。

-n コンポーネント名、--component-name=レジストリ名

コンポーネント名を指定するために、initialize と共に使用されます。

-l ラボ名、--lab-name=ラボ名

作成するラボ名を指定するために、initialize と共に使用されます。

-a アプリケーション名、--app=アプリケーション名

サーバのアプリケーション ID を指定するために、initialize と共に使用されます。

例:

MySim と命名するシミュレータがあり、MyRegistry にそのシミュレータを接続して、MyDevLab と命名する新しいラボを開始する場合は、以下のように入力します。

./SimulatorService -n MySim -m tcp://1.2.3.4:2010/MyRegistry -l MyDevLab

別のシミュレータをそのラボに追加する場合は、以下のように入力します。

./SimulatorService —component-name=MySecondSim —registry-name=tc;"//1.2.3.4:2010/MyRegistry —lab-name=MyDevLab

そのレジストリに VSE を追加するが、ラボは別のものにする場合は、以下のように入力します。

./VirtualServiceEnvironment -n CoreServices -m tcp://1.2.3.4:2010/MyRegistry -l QA

サービス マネージャの例

以下の例は、レジストリのステータスを確認します。

ServiceManager -s Registry
Coordinator Servers: 1 Simulator Servers: 2 VSEs: 1 Running vusers: 0
Labs: 1 Memory used 76mb, allocated 155mb, max 253mb (30%)
labSims: 2 labVSEs: 1 labCoords: 1

以下の例は、すべての登録済みサービスのステータスを確認します。

Coordinator Server: tcp://bdert-mbp.local:2011/Coordinator
OK: 1 Coordinators running. Memory used 223mb, allocated 461mb, max 910mb (24%) Our cpu usage 0%, system cpu used 8%
Simulator Server: tcp://bdert-mbp.local:2014/Simulator
OK: 1 Simulators running. Memory used 301mb, allocated 437mb, max 910mb (33%) Our cpu usage 0%, system cpu used 8%

以下の例は、レジストリを停止します。

ServiceManager -o Registry
Sending stop request to Registry.

以下の例は、VSE サーバのスレッド ダンプを生成します。

ServiceManager --threaddump=tcp://remote.host.com:2013/VSE
< a bunch of stack traces >

以下の例は、VSE サーバの Java ガベージ コレクションを強制します。

ServiceManager --gc=VSE
After GC: Memory used 55mb, allocated 225mb, max 246mb (22%)

以下の例は、レジストリに接続しているすべてのコンポーネントに対するトレース レベル ログが含まれる zip ファイルを生成します。

ServiceManager --diagnostic=Registry loglevel TRACE

以下の例は、シミュレータに対するデバッグ レベル ログが含まれる zip ファイルを生成します。

ServiceManager -d Simulator loglevel debug