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webMethods ベースラインの生成

CAI データベースのトランザクションのセットから webMethods Integration Server ベースラインを生成するには、以下の手順に従います。

webMethods Integration Server には、フロー サービスおよびパイプラインの概念が含まれます。 フロー サービスでは、サービスのグループをカプセル化し、それらの間のデータのフローを管理できます。 パイプラインは、フロー サービスに対する入力値および出力値が含まれるデータ構造です。 フロー サービスにステップを追加して、サービスの呼び出し、パイプラインのデータの変更などのアクションを実行できます。

フロー サービスはベースライン化される単位です。

次の手順に従ってください:

  1. webMethods Integration Server トランザクション フレームをシェルフに追加します。
  2. シェルフを開きます。
  3. ベースラインの作成]をクリックします。
  4. デフォルトの名前を変更するには、名前を選択し、編集してから LISA--icon_save_check_icon--ICO をクリックして保存します。
  5. 下向きの矢印をクリックします。
  6. 作成モード フィールドが使用可能な場合は、オプションを選択します。
    ステートフル

    会話またはセッションのトランザクションの 1 つではなく、会話またはセッション全体に適用される 1 つ以上のテスト ケースが含まれるベースラインを作成します。 このオプションは、マージされたトランザクションには使用できません。

    統合

    単一のテスト ケースおよびデータ セットが含まれるベースラインを作成します。

    展開

    テストのスイート(各トランザクションに 1 つ)およびテストを実行するためのスイート ドキュメントが含まれるベースラインを作成します。

  7. テスト ケースに含まれるステップのタイプを指定します。
    アプリケーション テスト ステップの使用

    テスト ケースには、シェルフに追加したトランザクション フレームに対応するステップが含まれます。 たとえば、SOAP フレームを選択すると、Web サービス実行(XML)ステップが含まれるテスト ケースになります。

    トランザクション フレーム ステップの使用

    テスト ケースには、トランザクション フレームの実行ステップが含まれます。

  8. (オプション)マジック デートを使用するようにベースラインを設定します。
    テスト ケースにマジック デートを適用

    ベースライン テスト ケースまたはスイート内の日付文字列を変数定義文字列に変換します。 たとえば、特定の日時が含まれる文字列の代わりに、文字列に現在の日時から 7 日を指定する関数を含めることができます。 この動作は、CA Service Virtualization のマジック デートの doDateDeltaFromCurrent フォームと同等です。 このオプションがサポートされていない場合、オプションは表示されません。

  9. (オプション)ベースラインのテンプレートとして使用されるテスト ケースを指定します。
  10. Create]をクリックします。
  11. ベースラインが作成されるプロジェクトを選択します。
  12. Create]をクリックします。

 

例: ユーザの更新

以下の図は、webMethods Integration Server フレームが含まれるパス グラフを示しています。 この例のフロー サービスには、updateUser という名前が付けられています。 目的はデータベースにユーザの更新情報を送信することです。

WebMethods Integration Server コンポーネントのセットが含まれるパス グラフの図。

注: webMethods Integration Server フレームのいずれかを選択すると、トランザクション詳細ダイアログ ボックスでパイプライン データを表示できます。

パス グラフに複数の webMethods Integration Server フレームが含まれる場合、ベースライン化するためにはフレームを 1 つ選択する必要があります。 通常、エントリ ポイントを選択します。 この例では、左端の webMethods Integration Server フレームを選択します。