外部コマンドの実行ステップを使用すると、外部プログラム（オペレーティング システム スクリプト、オペレーティング システム コマンド、実行可能ファイルなど）を実行し、そのコンテンツをフィルタまたはアサーション作成のためにキャプチャできます。
外部プログラムの構文は、オペレーティング システムによって異なります。
外部コマンドの実行エディタでは、以下のパラメータを入力します。
外部コマンドが実行される場合に、カレント ディレクトリと見なされるディレクトリ。 ディレクトリがテストを実行しているシステムに存在しない場合、DevTest は、ディレクトリを作成します（ファイル システムの権限に従う）。 ディレクトリが存在せず、作成できない場合、ステップは失敗します。
タイムアウトの場合に実行されるよう定義されたステップに転送するまでの待機時間。
タイムアウト値までに外部コマンドの実行が完了しない場合に実行されるステップ。
環境エラーが発生した場合に実行するステップまたは実行するアクションを選択します。
デフォルトの UTF-8 エンコーディングを使用するか、またはドロップダウン リストから代わりのエンコーディングを選択します。 ［自動検出］を選択し、エンコーディング タイプを選択させることもできます。
このチェック ボックスは、プロパティが以下の 4 つのパラメータを許可するかどうかを決定します。 このオプションにより、コマンド エディタ インターフェースの外観が変更されます。
［プロパティを許可］チェック ボックスをオフにしたまま、5 つのチェック ボックスが使用可能です。 ここでの選択は、パラメータを選択するかしないかだけです。
このチェック ボックスをオンにすると、ステップは実行が完了するまで待機するので、結果をフィルタまたはアサートできます。 このチェック ボックスをオフにした場合、フィルタおよびアサーションは実行されます。ただし、実行したコマンドの結果を待たずに実行されます。
［完了まで待機］チェック ボックスがオフの場合、このチェック ボックスをオンにすると、テスト ケースが完了した後にプロセスが強制終了されます。 このパラメータは、テスト ケースの実行中にプロセスを実行して、その後にプロセスをシャット ダウンします。 プロパティには、起動されたコマンドのプロセス ID が含まれます。
コマンドを実行するオペレーティング システムに、プロセスを作成します。 このパラメータは以下の場合に役立ちます。
システム シェルのコマンド ラインのコンテンツを実行します。 出力ストリームをファイルまたはその他のコマンドにリダイレクト（パイプ）するようなシェル プロセス機能を使用する必要がある場合、このオプションが必要です。 システムに応じて、このオプションは dir や ls などのシステム コマンドを実行するために必要な場合があります。 Windows オペレーティング システムの場合は、このチェック ボックスをオンにする必要があります。
環境変数がステップで定義される場合、DevTest は、これらの変数のみが定義される環境を作成する代わりに、変数を既存の環境に追加します。
［プロパティを許可］チェック ボックスをオンにすると、上記に示したものと同じ機能を持つプルダウン メニューが表示されますが、各パラメータはプロパティになります。
外部コマンドは、通常、シェル スクリプトまたはバッチ ファイルとして記述されている単一のコマンドです。 ［シェルで実行］オプションもオンにした場合、複数のコマンドを実行できます。 コマンド文字列は、実行しているオペレーティング システムで有効である必要があります。
既存の環境変数を新しい環境変数で上書きすることができます 何も入力しない場合は、既存の環境変数がコマンドで使用されます。 環境変数を定義する場合、DevTest を起動するために使用した環境変数の代わりに新しい変数のセットが使用されます。
テストの結果が、完了したプロセスの終了コードに基づいたものになります。 プロセスがこのコードで終了する場合、実行するステップに対応する終了コードのカンマ区切り文字列を入力します。
コマンドをテストするには、［実行］をクリックします。
これで、コンテンツのフィルタおよびコンテンツへのアサーションの追加を行えます。
外部コマンドの実行ステップには、「コマンド コマンドの最初の単語」という命名規則を使用したデフォルトの名前があります。 デフォルトのステップ名を別のステップが使用する場合、DevTest は、このステップ名に番号を追加して一意にします。 ステップ名は、いつでも変更できます。
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