アサーションは、あるステップとそのすべてのフィルタが実行された後に実行される DevTest コード エレメントです。 アサーションにより、ステップの結果が予測と一致することが検証されます。
アサーションの結果はブール値(true または false)です。
結果によってテスト ステップが成功したか失敗したか、また、テスト ケース内の次に実行するステップを判断できます。 アサーションは、ワークフローに条件ロジック(分岐)を導入することにより、テスト ケースのワークフローを動的に変更するために使用します。 アサーションは、プラグラムの条件ブロックの「if」と非常によく似た動作をします。
たとえば、特定の名前が結果セット内の 1 行だけに含まれることを確認するアサーションを JDBC ステップに作成できます。 JDBC ステップの結果に複数の行が含まれていた場合は、アサーションは実行する次のステップを変更します。 このように、アサーションでは条件分岐機能を実行できます。
テスト ケース フローは、多くの場合、以下の 2 つの可能性のいずれかによってモデル化されます。
その選択は、通常は使用されている実際のロジックに依存します。
注: アサーションが未解決のプロパティを参照した場合は、モデル定義エラーが発生します。 モデル定義エラーによってテストは終了しませんが、これはテストの作成者に未解決のプロパティを参照したことを警告するものです。 未解決のプロパティが作成されるという問題は、アサーションに十分な情報がないため、アサーションで適切な評価を下すことができないことを意味します。 十分な情報がないことは、擬陽性または擬陰性の結果が生じることにつながります。 (未解決のプロパティを参照した場合、ほとんどのアサーションは「false」を返しますが、これは強制されたルールではありません。)テストを ITR で実行し、テスト イベント パネルでモデル定義エラーを確認することによって、未解決のプロパティが存在するかどうかを判断できます。
アサーションは必要なだけ追加して、複雑なワークフローを構築することができます。 アサーションは、DevTest のワークフローを変更できる唯一のオブジェクトです。
注: アサーションはそれらが出現する順に実行されます。また、ワークフロー ロジックは、通常はアサーションが適用される順番によって変化します。
アサーションが起動された後、そのアサーションの決定に従って次のステップを設定できます。また、残りのアサーションは無視されます。 アサーションが評価および起動されるたびに、イベントが生成されます。
グローバル アサーションとステップ アサーション
フィルタと同様に、アサーションをグローバルに適用できます。 つまり、アサーションは、テスト ケース サイクル全体に適用するか、ステップ アサーションとして特定のステップにのみ適用することができます。
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