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レポートの解釈

レポートの結果が予期するものと異なることがあります。そのため、レポート データが正しくないように見える場合があります。

 

テストのループ

テスト ケース内のループによって、レポート エンジンに予期しない結果が生じる可能性があります。

ワークフロー エンジンは、開始ステップから終了ステップまで、ループなしに流れるように設計されています。 このステップのチェーンの実行は、成功、失敗、または中止イベントのいずれかと見なされます。 ループは、ステージング ドキュメントを使用して、テスト ケースの外部から開始されるように設計されています。 10 人の仮想ユーザを指定してあるテスト ケースを 1 回実行するステージング ドキュメントを使用すると、10 個の成功/失敗/中止イベントが発生します。 ループがテスト ケースで実行される場合、成功/失敗/中止は、最後のステップに到達するまで発生しません。したがって、成功/失敗/中止イベントが 1 つだけ作成されます。

 

反応時間およびレポート

反応時間とは、DevTest がテスト ステップの実行の開始を待機する時間です。 反応時間の目的は、任意のシステムで実際のユーザの通信をシミュレートすることです。 反応時間は、ステップ エディタまたはステージング ドキュメントで設定できます。

メイン レポート パネルには、テストの開始から終了までの実行時間の合計が表示されます。 これは期間であるため、設計による反応時間が含まれ、テスト全体が実行されるのにどれくらいかかったかを示します。 反応時間を除外するには、ステージング ドキュメントまたはテスト ステップで反応時間を 0 に設定します。

パフォーマンスの数値を確認している場合は、反応時間が含まれない各ステップの応答時間が得られるパフォーマンス レポートを生成します。これはパフォーマンス テストに有益なレポートです。 反応時間は、平均ステップ パフォーマンス時間の一部ではありません。