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マジック デート

強力な日付パーサによって要求がスキャンされ、応答もレコーディング中にスキャンされます。 日付形式の広範な定義に一致するものがすべて認識され、マジック デートに変換されます。 「マジック ストリング」に示した例では、マジック デートは以下のようになります。

{{ =doDateDeltaFromCurrent("yyyy-MM-dd","0D");/2008-12-17}}

ここでは、表記法 {{}} の使用が重要です。

実行時に、この文字列は、「現在の日付から 0 日後である yyyy-MM-dd 形式の日付を生成する」という意味になります。 つまり、現在の日付を生成します。

元のレコーディングが 2009 年 2 月 1 日に行われた場合で、応答に日付 2009-02-10 が含まれる場合には、マジック デート ストリングは以下のようになります。

=doDateDeltaFromCurrent("yyyy-MM-dd","10D");/2009-02-10/

マジック ストリング内の 10D は、VSE が現在の時刻の 10 日後の応答の日付を生成することを意味しています。 したがって、VSE が 2010 年 6 月 12 日に再生モードになれば、応答には 2010-06-22 という文字列が含まれます。

日付デルタの有効なパラメータは以下のとおりです。

別のタイプのマジック デートとして、以下のものがあります。

doDateDeltaFromRequest

doDateDeltaFromRequest タイプは、要求で日付がパラメータとして使用され、応答でその日付が参照される場合に使用します。 たとえば、航空券予約システムは、特定の日の特定のフライトの予約要求を受け取る場合があります。 応答でその日付が参照される場合、VSE は、後続の応答でその日付を正しく代入します。

より高度な例として、フライト要求によって、国際日付変更線を越えるフライトを詳細に示す応答が生成される場合があります。 飛行時間が 14 時間であっても、ロサンゼルスからシドニーへのフライトは、出発より 2 日後の日付に到着します。 この例では、応答には以下のようなものが含まれます。

doDateDeltaFromRequest("yy-MM-dd", "2D")

19-June-2013 に LAX を出発するフライトについて同様の要求を VSE が処理する場合、応答には正しい到着日の 21-June-2013 が含まれます。

注: タイムゾーンを含む任意の有効な日時形式を、マジック デートの計算用に lisa.properties に追加できます。