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フィルタの使用

フィルタを使用すると、マイグレーションに含めるファイル拡張子を指定できます。 しかし、特定のフォルダに格納されているファイルや特定の日付以降に作成されたファイルのみを含めたいこともあります。 特定の拡張子が付いていても、特定のディレクトリに格納されているファイルはマイグレーションに含めない場合や、 特定のフォルダにあるすべてのファイルを含めるが、サブフォルダにあるその他のファイルは除外する場合は、 詳細なフィルタを使用する必要があります。

詳細なフィルタを使用すると、単に拡張子を指定するだけでなく、 マイグレーションに含めたり、マイグレーションから除外するファイル拡張子やフォルダを指定することができます。 フィルタ設定を使用すると、詳細なフィルタを作成して、条件と一致するファイルとフォルダを検索できるかどうかをテストしてから保存することができます。

最初に、作成するフィルタの種類を決めます。 作成できるフィルタの種類は以下のとおりです。

追加フィルタ

マイグレートするファイルまたはフォルダを指定する追加フィルタ。 作成日、サイズ、場所などの条件を追加するまでは、[検索フィルタの選択]ページで追加するフィルタ拡張子の基本リストと同じです。

除外フィルタ

マイグレートしないファイルまたはフォルダを指定する除外フィルタ。 [検索フィルタの選択]ページで追加するフィルタ拡張子のリストと反対の機能があります。

注: [検索フィルタの選択]ページで作成したフィルタのリストを変更して、除外フィルタを作成することができます。 ファイル拡張子をすべて追加したら、[詳細設定]をクリックします。 [フィルタ]ダイアログ ボックスでフィルタを選択し、[フィルタの編集]をクリックし、[除外フィルタ]オプション ボタンをクリックしてから[フィルタの保存]をクリックします。

さらに、以下の種類の除外条件を指定して、指定したフォルダを検索対象から削除することもできます。

[フォルダの除外]

検索に含めないフォルダを指定します。 指定したフォルダ内のファイルおよびフォルダ自体が、検索に含まれなくなります。 [フォルダの除外]条件は、フィルタに適用される固有の条件になります。 たとえば、My Documents\Project1 フォルダにあるすべての .doc ファイルを含めるが、My Documents\Project1\Drafts サブフォルダ内の .doc ファイルは除外する場合は、 検索条件からそのフォルダを除外できます。

[常に除外]

すべてのフィルタ処理から除外するフォルダを指定します。 たとえば、自分の部署で標準の Microsoft Office テンプレートをネットワーク サーバに格納しているとします。 この場合は、...\Microsoft Office\Templates フォルダをフィルタの検索から常に除外することがあります。

関連項目:

名前と種類の基準の指定

場所の基準の指定

日付およびサイズ基準の指定

フィルタのアクティブ化

フォルダまたはドライブの除外