バッチ マイグレーションでは、マイグレーションの一部として必要な他の処理を CA DMM に統合できるため、大量のアップグレード、展開、およびマイグレーションに適しています。 場合によっては、マイグレーションをより詳細に制御する必要があったり、マイグレーションの設定の一部を動的に変更する必要があることがあります。 これは、テキスト エディタを使用して手作業でオプション ファイルを変更して行うか、または ATL COM インターフェースを使用してプログラムで行うことができます。
すべてのログの場所やログ レベルなどの設定は、ラッパ アプリケーションによってプログラムで設定できます。
ラッパ ファイルまたはバッチ ファイルを使用して、最後のテンプレート、DNA ファイル、およびマイグレーション用の IP 接続を検索できます。 この検索を行い、DNA ファイルを処理または適用する各マイグレーションに固有の記録を保持するには、各マイグレーションのデフォルトのオプション ファイルをコピーする必要があります。
DMM 設定は、DMM オプション ファイル(DNAOptions.xml)に静的に保存できます。 このオプション ファイルは、CA DMM のデフォルトの動作を定義する XML ファイルです。
デフォルトのオプション ファイルは、テキスト エディタまたは XML エディタを使用してカスタマイズすることができ、ラッパからアクセス可能な場所に置くことができます。 ラッパは、マイグレーションに固有のフォルダにそのファイルをコピーします。 そして、マイグレーションに固有のバッチ ファイルの名前とパスを付加した /O スイッチを使用して CA DMM をコールします。 これを行うには、以下のコマンド ライン オプションを使用します。
/OPTIONSFILE [/O] D:\XML file path\XMLfileName.xml
CA DMM は、すべての操作にこの XML ファイルを使用します。 XML ファイルに書き込まれるすべての項目(最後のテンプレート ファイル、最後の DNA ファイル、最後の IP アドレス)は、マイグレーションの完了後に保存されます。 CA DMM が完了すると、XML ファイルに入力するために使用した同一のメカニズム(ATL COM オブジェクト)を使用して、ラッパは XML ファイルから必要な任意の情報を取得することができます。
XML ファイルにアクセスするためにATL COM オブジェクトを使用すると、ラッパは XML ファイルに必要な情報を書き込んだり、XML ファイルから必要な情報を取得したりすることができます。
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