コマンド ラインでユーザ名の前にドメイン名を入力することで、ドメイン ユーザを指定できます。 ユーザおよびドメインの指定には、ワイルドカードと変数を使用できます。
ワイルドカードを使用することはできますが、ユーザ コマンド ラインの先頭にアスタリスクを入力すると、Windows ドメイン ユーザのステータスとは無関係にすべてのユーザ（ワイルドカード ユーザ）が選択されるので注意が必要です。 マイグレーションのローカル ユーザまたは特殊ユーザではなく、Windows ドメイン ユーザのみを選択するには、以下の例のようにアスタリスク（*）の前に疑問符（?）を入力します。
ドメイン ユーザをマイグレートするための構文は以下のとおりです。
/user <ドメイン名>¥<ユーザ名>
例 1： Domain 1に属する Michael というユーザをマイグレートする
以下のコマンドを実行すると、Domain1 のユーザ Michael がマイグレートされます。
/user Domain1¥Michael
例 2： 名前が M で始まるすべてのドメイン ユーザをマイグレートしない
以下のコマンドを実行すると、名前が M で始まるすべてのドメイン ユーザがマイグレートされます。
/user ?*¥M*
例 3： 名前が M で始まり ch を含むすべてのドメイン ユーザをマイグレートする
以下のコマンドを実行すると、名前が M で始まり ch を含むすべての Windows ドメイン ユーザ（Michael、Michelle など）がマイグレートされます。
/user ?*¥M?ch*
例 4： マシン上のすべての Domain1 ユーザをマイグレートする
以下のコマンドを実行すると、マシン上のすべての Domain1 ユーザがマイグレートされます。
/user Domain1¥*
例 5： 現在ログオンしているユーザをマイグレートする
以下のコマンドを実行すると、現在ログオンしているすべての Windows ドメイン ユーザがマイグレートされます。
/user ?*¥%User_Name%
例 6： 現在ログオンしているユーザをマイグレートする
以下のコマンドを実行すると、現在ログオンしているすべての Domain1 ユーザがマイグレートされます。
/user Domain1¥%User_Name%
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