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アップグレードと移行 -- 利点および制限
始める前に、アップグレードを実行するか、または環境を移行するかを選択します。
アップグレードする前に、以下の利点および制限を考慮してください。
- 環境をアップグレードする場合、新しいサーバ コンポーネントおよびエンドポイントをインストールし、インストール済みコンポーネントを続けて置換します。 ユーザが CA ControlMinder にアクセスできるようにする前に、すべてのサーバ コンポーネントおよびエンドポイントをアップグレードしてください。
- アップグレード中は、すべての CA ControlMinder サービスが一時停止され、ユーザによるエンドポイントへのアクセス、共有アカウントの管理、レポートの生成が行われないようにします。
- 12.5.x エンタープライズ管理サーバまたはエンドポイントを最新のリリースにアップグレードすることはできません。 お使いの環境をアップグレードする前に、ソフトウェア パッチおよび修正をさらにインストールする必要があります。
- CA ControlMinder サービスをプロセス中に停止できる場合、および CA ControlMinder を高可用性モードまたはディザスタ リカバリ モードで実装していない場合は、アップグレードを実行します。
お使いの環境を移行する前に、以下の利点および制限を考慮してください。
- エンタープライズ管理サーバのデプロイメントを移行するには、ソース環境の複製をセットアップします。 移行中も、ソースのデプロイメントへのユーザ アクセスは中断されないままになります。 ダウンタイムが発生することなく移行先システムをインストールしてテストできます。
- 既存環境の複製を作成することにより、お使いの環境で使用されているすべてのハードウェアおよびソフトウェアを含む環境の移行を可能にします。
- 高可用環境またはディザスタ リカバリ環境で、環境内で使用されるすべてのハードウェアおよびソフトウェアを含む複製を作成します。
- 移行中に、データベースのクローンを作成します。 ユーザは引き続き既存の環境にアクセスできるため、ソース データベースは変更されます。 新しい環境をインストールした後、ソース データベースからクローン データベースに更新を移行します。
- マイグレーション処理中は、既存の拡張ポリシー管理データを移行できません。 新しいエンタープライズ管理サーバをインストールした後、ポリシーを手動で移行します。
- レポート ポータルは移行できません。 新しい環境に移行した後、エンタープライズ管理サーバをレポート ポータルに設定します。
- ソース環境で実行したすべてのカスタマイズについて、移行先サーバで繰り返すことができるよう記録しておきます
- CA IdentityMinder Management Console を使用して、エンタープライズ管理サーバからロール定義をエクスポートします。 エクスポートしておくことにより、移行が正常に完了しない場合でも、ロール定義をエンタープライズ管理サーバにインポートして戻すことができます。
- 保留中のアカウント要求はこのプロセスで移行されません。 新しい環境に切り替えた後、移行先システムで要求をサブミットするようユーザに通知する必要があります。
- データベースがコピーされた後にユーザがソース環境で SAM パスワードを変更した場合、これらの変更は移行先環境にありません。 パスワード変更が追加で発生した場合は、記録し、手動でリストアします。
- 移行は CA ControlMinder 12.6.01、12.7、および 12.8 でサポートされています。
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