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Solaris ネイティブ パッケージのカスタマイズ

ネイティブ パッケージを使用して CA ControlMinder をインストールする前に、CA ControlMinder パッケージをカスタマイズして、使用許諾契約への同意を指定する必要があります。 また、パッケージをカスタマイズする際に、カスタム インストール設定を指定することもできます。

パッケージをカスタマイズするには、パッケージからインストール パラメータ ファイルをデプロイし、必要に応じて変更し、パッケージに再度ロードします。 パラメータ ファイルを変更しなくても済むように、カスタマイズ スクリプトとして提供されているコマンドもあります。

注: パッケージを手動で変更することはお勧めしません。 代わりに、以下の手順に記載されているスクリプトを使用して、CA ControlMinder パッケージをカスタマイズしてください。

次の手順に従ってください:

  1. 使用許諾契約を表示します。
    customize_eac_pkg -a -d $PACKAGE_DIR CAeAC
    
  2. 使用許諾契約の最後に表示される角かっこ内部のキーワードをメモします。

    次の手順でこのキーワードを指定します。

  3. 使用許諾契約への同意を示すキーワードを提供します。
    customize_eac_pkg -w keyword -d $PACKAGE_DIR CAeAC
    
  4. (オプション)インストール パラメータ ファイルの言語を lang に設定します。デフォルトでは、インストール パラメータ ファイルは英語で記述されています。
    customize_eac_pkg -r -l lang -d $PACKAGE_DIR CAeAC
    
  5. (オプション)デフォルトの暗号化ファイルを変更します。
    customize_eac_pkg -s -c certfile -k keyfile -d $PACKAGE_DIR CAeAC
    
  6. /tmp からカスタム パス(たとえば /opt/CA/)にインストール先ディレクトリを変更します。
    customize_eac_pkg -i /opt/CA -d $PACKAGE_DIR CAeAC
    
  7. デフォルト値を持ったパラメータ ファイルを生成します。
    customize_eac_pkg -g -f $PACKAGE_DIR/paramtemplate -d $PACKAGE_DIR CAeAC
    
  8. ユーザの環境に固有のデータを持ったパラメータ ファイル内のデフォルト値を変更します。 パラメータ ファイルによって、パッケージのインストール時のデフォルト設定を行うことができます。

    例: UPGRADE_KERNEL_UNLOAD の設定を「no」に設定した場合は、インストーラは CA ControlMinder の既存バージョンの停止およびアンロードを行いません。

    例: POSTEXIT 設定(前の # 文字を削除します)を有効化して、実行するインストール後スクリプトをポイントするようにします。