前のトピック: seos.ini次のトピック: 拡張ポリシー管理


トレース フィルタ ファイル

このオプションのファイルには、あらゆる種類の CA ControlMinder トレース メッセージを除外するためのフィルタ マスクを指定するエントリが保存されています。

トレース フィルタ ファイルでは、フィルタ処理で除外するトレース メッセージ(つまり、トレース ファイルに表示しないトレース メッセージ)を指定します。 表示を抑止するメッセージのグループを識別するマスクを各行に指定します。 たとえば、以下のファイルでは、WATCHDOG または INFO で始まるすべてのメッセージ、および BYPASS で終わるすべてのメッセージを表示しません。

WATCHDOG*
*BYPASS
INFO*

デフォルトでは、trcfilter.init という名前のトレース フィルタ ファイルが使用されます。 seos.ini ファイルの[seosd]セクションで trace_filter トークンの値を編集して、トレース フィルタ ファイルの名前および場所を変更できます。

トレース レコードをフィルタするには、必要に応じてファイルを編集します。 ファイルに注釈(コメント行)を追加するには、行の先頭にセミコロン(;)を入力します。

trcfilter.init ファイルは、ユーザ トレースによって生成された監査レコードをフィルタしません。 これらの監査レコードをフィルタするためには、audit.cfg ファイルを編集します。

注: 詳細については、「リファレンス ガイド」にある「seosd ユーティリティ」を参照してください。