CA User Activity Reporting 統合コンポーネント

CA User Activity Reporting 統合では、以下の CA ControlMinder コンポーネントを使用します。これらのコンポーネントは、CA ControlMinder エンタープライズレポーティングサービスの一部です。

レポートエージェント は、CA ControlMinder または UNAB の各エンドポイント上で実行される Windows サービスまたは UNIX デーモンで、配布サーバ上にある設定されたメッセージキューのキューに情報を送信します。 CA User Activity Reporting 統合の場合、レポートエージェントが監査ログファイルからエンドポイント監査メッセージを定期的に収集し、収集したイベントを設定済みの配布サーバ上にある監査キューに送信します。
メッセージキューは、配布サーバのコンポーネントの 1 つで、レポートエージェントが送信するエンドポイント情報を受信するように設定されています。レポートに関しては、メッセージキューは、CA ControlMinder Web サービスを使用して、エンドポイントデータベースのスナップショットを中央データベースに転送します。冗長性およびフェールオーバを実現するために、複数の配布サーバを使用して情報の収集および転送を行うことができます。

注：デフォルトでは、CA ControlMinder エンタープライズ管理はエンタープライズ管理サーバに配布サーバをインストールします。

CA User Activity Reporting 統合では次の CA User Activity Reporting コンポーネントも使用します。

CA User Activity Reporting エージェントは、コネクタによって設定される汎用サービスであり、そのそれぞれが単一のイベントソースから生のイベントを収集して、そのイベントを処理のために CA User Activity Reporting サーバに送信します。 CA ControlMinder 監査データの場合、エージェントが CA ControlMinder コネクタをデプロイします。
CA ControlMinder コネクタは、CA ControlMinder 監査イベントソース用の使いやすい CA User Activity Reporting 統合です。コネクタによって、CA ControlMinder 配布サーバからの生のイベント収集が可能になり、変換されたイベントをイベントログストアにルールベースで送信できるようになります。イベントログストアでイベントはホットデータベースに挿入されます。
収集サーバは、受信イベントログの調整、ホットデータベースへの受信イベントログの挿入、設定サイズに達したホットデータベースのウォームデータベースへの圧縮、関連管理サーバへのウォームデータベースの定期的な自動アーカイブを行う CA User Activity Reporting サーバです。

注： CA User Activity Reporting コンポーネントの詳細については、CA User Activity Reporting のマニュアルを参照してください。