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配布サーバの設定

配布サーバは、アプリケーション サーバとエンドポイント間の通信を処理します。

スタンドアロン配布サーバのみをインストールする場合は、この手順を完了します。

以下の手順に従います。

  1. [サービス]ウィンドウから、JCS、CA ControlMinder およびメッセージ キュー サーバ サービスを停止します。
  2. サービスが自動的にではなく手動で開始されるように変更します。
  3. 共用ストレージに PMD ディレクトリを作成します。
  4. 以下の手順に従って、共用ストレージを使用するよう配布ホストを設定します。
    1. 共用ストレージに DH ディレクトリをコピーします。 このディレクトリは、以下の場所にあります。
      DistServerInstallDir/APMS/AccessControl/Data/DH__
      
      DistServerInstallDir

      配布サーバをインストールしたディレクトリの名前を定義します。

    2. 共用ストレージに DH__WRITER ディレクトリをコピーします。 このディレクトリは、以下の場所にあります。
      DistServerInstallDir/APMS/AccessControl/Data/DH__WRITER
      
    3. 共用ストレージに DMS__ directory をコピーします。 このディレクトリは、以下の場所にあります。
      DistServerInstallDir/APMS/AccessControl/Data/DMS__
      
    4. ¥ComputerAssociates¥AccessControl¥PMD の下で、_pmd_directory_ レジストリ キーを、DMS と DH がコピーされた共用ストレージ ディレクトリの完全パス名に設定します。 例: Z:¥PMD

    配布サーバは、共用ストレージ上の DMS と DH を使用するように設定されます。

  5. 以下の手順に従って、共用ストレージを使用するようメッセージ キューを設定します。
    1. 共有ストレージ上にディレクトリを作成します。 例: Z¥MessageQueue
    2. メッセージ キューのデータストア フォルダを共有ストレージにコピーします。 これらのファイルは、以下のディレクトリにあります。
      DistServerInstallDir/MessageQueue/tibco/cfgmgmt/ems/data
      
    3. tibemsd.conf ファイルを編集できる形で開きます。 このファイルは、以下のディレクトリにあります。
      DistServerInstallDir/MessageQueue/tibco/cfgmgmt/ems/data
      
    4. "store" トークンの値を、データ ストア ファイルがコピーされた共有ストレージ上のディレクトリを指すように設定します。 例: F:¥MessageQueue
    5. ファイルを保存して閉じます。
    6. queues.conf ファイルを編集できる形で開きます。
    7. キュー定義の行ごとに、行末にカンマと "store=$sys.failsafe" という単語を追加し、ファイルを保存します。
  6. CA ControlMinder サービスを開始します。

例: queues.conf ファイルの編集

queues.conf ファイルの以下のスニペットは、共有ストレージを使用するようメッセージ キューを設定するためにファイルを変更する方法を示しています。

queue/snapshots secure,store=$sys.failsafe
queue/audit secure,store=$sys.failsafe
ac_endpoint_to_server secure,store=$sys.failsafe
ac_server_to_endpoint secure,store=$sys.failsafe