- 「リリース ノート」をお読みください。
このドキュメントでは、サポートされているプラットフォーム、既知の問題、考慮事項およびその他の重要な情報について説明します。 CA ControlMinder をインストールする前に、「リリース ノート」をお読みください。
- 対象となる環境が PMDB 階層で設定されている場合、またはそのような環境を設定する場合は、以下の作業を行うことをお勧めします。
- Deployment Map Server(DMS)コンピュータをインストールまたはアップグレードします。
これは拡張ポリシーベース管理を使用する場合にのみ必要な作業です。この作業により、各 Policy Model ノードおよびそのサブスクライバが DMS に確実に登録されます。
- 階層内の各コンピュータのインストールまたは各コンピュータのアップグレードを下から上の順(サブスクライバが最初)で行います。
PMDB のアップグレード時に、旧バージョンを利用しているサブスクライバが存在する場合、誤ったコマンドが送信される場合があります。 この問題は、旧バージョンの PMDB に存在しないクラスやプロパティが新しい PMDB に含まれることが原因で発生します。
注: 単一のコンピュータ上で動作する PMDB 階層については、同時にアップグレードすることができます。
- PMDB またはポリシーの更新中にアップグレードを行わないでください。
- サブスクライバおよび PMDB ポリシーをバックアップします。
注: 旧バージョンの PMDB は、新しいバージョンのサブスクライバを保持できます。 旧バージョンのコマンドは最新バージョンでもサポートされているため、CA ControlMinder r12.0 のサブスクライバへの古い PMDB の伝播が可能です。
- r12.0 より前のバージョンからアップグレードする場合:
- 既存の seos.ini ファイルおよび pmd.ini ファイルをアップグレードすることも、これらのファイルを新規作成することもできます。
いずれの場合も、インストール スクリプトにより、古い seos.ini ファイルのコピーが seos_ini.back として保存され、各 pmd.ini ファイルのコピーが pmd_ini.back として保存されます。保存先は、該当する Policy Model ディレクトリです。
- アップグレード中には、CA ControlMinder によって、serevu.cfg、audit.cfg、trcfilter.init、および sereport.cfg という既存のファイルがバックアップされます。
これらのファイルの変更内容を保持したい場合は、バックアップ ファイルを使用する必要があります。
- 既存のデータベースをアップグレードする場合は、以下の作業を行うことをお勧めします。
- Unicenter セキュリティの統合および移行は、AIX、HP-UX PA-RISC、Solaris SPARC、および Linux x86 のプラットフォームでのみサポートされています。
- Unicenter TNG および CA ControlMinder for UNIX
Unicenter NSM 3.0 より古いバージョンの Unicenter TNG がインストールされている場合は、以下の Unicenter TNG 修正プログラムをインストールして、CA ControlMinder でプロセス情報を取得できるようにしてください。
- Linux s390 に Unicenter の関連オプション(install_base オプション: -uni または -mfsd)をインストールするには、CA ControlMinder をインストールする前に、korn シェル(ksh)をインストールしておく必要があります。
CCI Standalone (CCISA) のセットアップ スクリプトで ksh を使用しますが、これはデフォルトでは Linux にインストールされません。
- CA ControlMinder32 ビット バイナリを Linux x86 64 ビット上にインストールする場合は、_LINUX_xxx.tar.Z または CAeAC-xxxx-y.y.iiii.i386.rpm のいずれかのインストール パッケージを使用することをお勧めします。 これらのインストール パッケージは、32 ビットの CA ControlMinder バイナリを 64 ビットの Linux x86 システムにインストールします。 アップグレードの場合、これらのパッケージは以前の 32 ビット CA ControlMinder のインストールとの互換性を維持しています。 CA ControlMinder をインストールする前に、以下のオペレーティング システムの 32 ビット ライブラリがインストールされていることを確認します。
ld-linux.so.2、libICE.so.6、libSM.so.6、libX11.so.6、libXext.so.6、libXp.so.6、libXt.so.6、libc.so.6、libcrypt.so.1、libdl.so.2、libgcc_s.so.1、libm.so.6、libncurses.so.5、libnsl.so.1、libpam.so.0、libpthread.so.0、libresolv.so.2、libstdc++.so.5、libaudit.so.0 (RHEL5 および OEL 5)、 libaudit.so.1 (REHL6 および OEL6 以上のみ)。
以下に、必要な関連 RPM パッケージを示します。
- SLES 10: compat-libstdc++、glibc-32bit、libgcc、ncurses-32bit、pam-32bit、xorg-x11-libs-32bit
- SLES 9: glibc-32bit、libgcc、libstdc++、ncurses-32bit、pam-32bit、XFree86-libs-32bit
- RHEL 5 および OEL 5: audit-libs、compat-libstdc++、glibc、libgcc、libICE、libSM、libXext、libXp、libXt、ncurses、pam
- RHEL 4 および OEL 4: compat-libstdc++、glibc、libgcc、ncurses、pam、xorg-x11-deprecated-libs、xorg-x11-libs
- RHEL 3: glibc、libgcc、libstdc++、ncurses、pam、XFree86-libs
- CA ControlMinder 64 ビット バイナリを Linux x86 64 上にインストールするには、_LINUX_X64_xxx.tar.Z または CAeAC-xxxx-y.y.iiii.x86_64.rpm のいずれかのインストール パッケージを使用します。 これらのインストール パッケージを使用している場合は、その他に RPM パッケージをインストールする必要はありません。
64 ビットの CA ControlMinder バイナリを 64 ビットの Linux x86 にインストールまたはアップグレードする前に、以下の点に注意が必要です。
- CA ControlMinder を 64 ビットの Linux s390x にインストールする場合は、以下のオペレーティング システムの 32 ビット ライブラリがインストールされていることを確認します。
ld.so.1、libcrypt.so.1、libc.so.6、libdl.so.2、libICE.so.6、liblaus.so.1(SLES 8、RHEL 3)、libaudit.so.0(RHEL 4、RHEL 5)、libm.so.6、libnsl.so.1、libpam.so.0、libresolv.so.2、libSM.so.6、libX11.so.6、libXext.so.6、libXp.so.6、libXt.so.6
以下の RPM パッケージが必要です:
- SLES 10: glibc-32bit、pam-32bit、xorg-x11-libs-32bit
- SLES 9: XFree86-libs-32bit、glibc-32bit、pam-32bit
- RHEL 5: audit-libs、libXp、glibc、libICE、libSM、libX11、libXext、libXt、pam
- RHEL 4: audit-libs、glibc、pam、xorg-x11-deprecated-libs、xorg-x11-libs
- RHEL 3: glibc、laus-libs、pam
- Linux s390x 上で、install_base スクリプト CA ControlMinder を使用してインストールを使用する場合は、ca-lic-01.90.04-00.s390x.rpm パッケージの使用を指定して、CA_LIC をインストールします。
- -all オプションを使用して、CA ControlMinder を Linux および Linux-IA64 プラットフォームにインストールする場合、mfsd はインストールされません。
- CA ControlMinder を Solaris にインストールする場合は、SUNWlibc (Sun Workshop Compilers Bundled libC)パッケージをインストールします。
- CA ControlMinder は、Solaris SMF サービスを自動的に使用するためにインストールされています。
- 32 ビットまたは 64 ビットの Linux コンピュータに CA ControlMinder 32 ビット バイナリをインストールする前に、libstdc++.so.5 32 ビット ライブラリがインストールされていることを確認します。 このライブラリをインストールしないと、CA ControlMinder のインストール後に ReportAgent デーモンが開始されません。
- CA ControlMinder を Linux にインストールする前に、環境でホーム ディレクトリを指定します。
- Solaris 8 に CA ControlMinder をインストールする前に、libCstd ライブラリ レベルが 1.2 以降であることを確認します。
- エンタープライズ管理サーバをインストールする前に、CA ControlMinder エンドポイント カーネルがアンロードされ、システム内にないことを確認します。