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SAM リモート デスクトップ スクリプトのカスタマイズ

SAM リモート デスクトップ スクリプトは、リモート デスクトップを設定します。 SAM は、リモート デスクトップ スクリプトを起動して、ユーザを自動的に Windows エージェントレス エンドポイントへログインします。 SAM リモート デスクトップ スクリプトをカスタマイズして、アプリケーション パラメータを制御することができます。

SAM リモート デスクトップでは、以下のコマンドが使用されます。

SetRDPOption(BSTR bsName, BSTR bsType, BSTR bsValue
bsName

変更するパラメータの名前を指定します。

bsType

パラメータ タイプを指定します。

bsValue

パラメータ値を定義します。

例: リモート デスクトップ アプリケーションの設定

以下の例では、リモート デスクトップ ウィンドウを全画面に設定し、ローカル ドライブをリモート エンドポイント ドライブにリダイレクトするために使用するコマンドを示します。

Dim hwnd
Set test = CreateObject("ACLauncher.ACWebLauncher")
test.SetRDPOption "screen mode id","i","2"
test.SetRDPOption "redirectdrives","i","1"
hwnd = test.LauncheRDP("computer1", "computer1¥administrator", "xxxxxx")

以下の表に、リモート デスクトップ スクリプトを変更するために使用できるパラメータおよび値を示します。

パラメータ

タイプ

オプション

alternate shell

String

c:¥winnt¥system32¥notepad.exe

ターミナル サービス セッション内で使用するシェルを定義します。 このパラメータを使用して、progman.exe など別のシェルを設定します。 ユーザがターミナル サーバへのログインに使用するアプリケーションを設定するためにも使用できます。

audiomode

Integer

2

0 - このコンピュータにオーディオを転送します
1 - リモート コンピュータにオーディオを残します
2 - オーディオを再生しません

autoreconnection enabled

Integer

1

ファイルが開くときに自動的に接続します。

connect to console

Integer

1

0 - 仮想セッションに接続します
1 - コンソール セッションに接続します

desktopheight

Integer

768

リモート デスクトップの高さをピクセル単位で定義します

desktopwidth

Integer

 

リモート デスクトップの幅をピクセル単位で定義します

disable full window drag

Integer

1

ドラッグ中にウィンドウ表示を無効にします

disable menu anims

Integer

1

メニュー アニメーションを無効にします

disable themes

Integer

1

セッションでテーマを無効にします

disable wallpaper

Integer

1

壁紙の表示を無効にします

displayconnectionbar

Integer

1

全画面セッションで接続バーを表示します

keyboardhook

Integer

2

標準の Windows キーの組み合わせを適用します
0 - ローカル コンピュータ
1 - リモート コンピュータ
2 - 全画面モードのみ

maximizeshell

Integer

0

セッションで使用される代替シェルを最大化するように指定します

redirectcomports

Integer

1

セッションでクライアント COM ポートのリダイレクトを指定します

redirectdrives

Integer

1

セッションでクライアント ドライブのリダイレクトを指定します

redirectprinters

Integer

1

セッションでクライアント プリンタのリダイレクトを指定します

redirectsmartcards

Integer

1

セッションでクライアント スマート カードのリダイレクトを指定します

screen mode id

Integer

1

画面モードを定義します

1 - ウィンドウ
2 - 全画面

server port

Integer

3389

「full address」パラメータのポート番号を定義します

session bpp

Integer

16

1 セッションあたりのビット深度を指定します。

8, 16, 24.

8 ビットは Windows 2000 ターミナル サーバで有効です

shell working directory

String

c:¥program files¥microsoft office

指定された場合、代替シェルの作業ディレクトリを定義します

smart sizing

Integer

 

サイズ変更時にデスクトップのクライアント ウィンドウ表示のスケーリングを指定する
0 または指定なし - スケーリングなし
1 - スケーリング(追加のリソースが必要)

winposstr

String

0,1,0,249,808,876

ウィンドウ モードのサイズを指定します - 最大化またはサイズ指定。