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完全統合モードでの実装方法

完全統合モードの場合、UNAB エンドポイントはユーザの認証および認可を Active Directory サーバに任せます。

完全統合モードでの UNAB の実装

  1. UNAB を実装します。

    これにより、UNIX エンドポイントに UNAB がインストールされアクティブになります。

  2. Active Directory ユーザの UNIX 属性を管理するためのツールをインストールします。

    Active Directory ユーザおよびコンピュータ管理では、UNIX 属性にアクセスできないので、これらの属性を表示および変更するために追加のツールをインストールする必要があります。 たとえば、CA ControlMinder UNIX Attributes プラグイン、Microsoft Identity Management for UNIX、ADSI Edit、LDAP クライアントなどを使用して、UNIX 属性を表示および変更できます。

  3. UNAB エンドポイント上のユーザおよびグループの属性を Active Directory に移行します。 以下のいずれかの操作を実行します。

    これにより、Active Directory を使用して、エンドポイントへのアクセスを制御できるようになります。 UNAB は完全統合モードで実装されました。

  4. (オプション)Active Directory 上で UNAB ユーザおよびグループの権限を管理する許可を UNIX 管理者に委任します。
  5. 手順 2 でインストールしたツールを使用して、必要に応じて Active Directory の UNIX 属性を更新します。

    たとえば、管理者はこのツールを使用してユーザのデフォルトのログイン シェルを更新します。