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例: 同期

以下の例では、/var/temp/newdata というファイルと fowler というユーザを使用し、FILE クラスのレコードにファイルがすでに定義されていると想定しています。

  1. seos.ini ファイルを編集できるように、seosd デーモンを停止します。
    # secons ‑s
    
  2. seos.ini ファイルを編集する権限を持つユーザとしてログインし、この seos.ini ファイルの[seos]セクションで SyncUnixFilePerms 行を以下のように編集します。
    SyncUnixFilePerms = acl
    

    acl は、UNIX オプションを使用すると、UNIX の ACL が CA ControlMinder の ACL に応じて調整されることを意味します。 UNIX オプションの機能は、トークンが acl に設定されている限り有効です。

  3. seosd デーモンを再起動します。
    # seosd
    
  4. selang を起動し、以下の selang コマンドを発行します。
    authorize FILE /var/tmp/newdata uid(fowler) access(r w) unix
    

    このコマンドにより、fowler には、/var/tmp/newdataに 対する Read および Write アクセス権限が与えられます。UNIX オプションを指定すると、対応するネイティブ UNIX 権限が与えられます。